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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

今頃気づいたか

2024年07月21日 | 研究
これはトウモロコシの苗。右の方が少し大きく、
葉も濃く旺盛に生育しているのがわかります。
実はこの大きい方のトウモロコシの鉢の中には
FLORAの女子メンバーが富栄養化水を浄化した
バーミキュライトが充填されているのです。
バーミキュライトといえば育苗用土で無肥料が売りです。
したがって栄養分、特に窒素成分を有したバーミキュライトなんて
世界中のどこにも存在しません。でも考えてみると
育苗に使用する肥料を節約できることになります。
これは途上国にとって便利な農業資材になるはずです。
さてこの研究、先日、ある国立大学主催のコンクールでとうとう最優秀賞を受賞しました。
FLORAダービーでみんな共に走ってきましたが、このところ注目されるのはミストだけ。
はて?と思っていたところなので、これには大喜び。
「私の凄さに今頃気づいたか」といわんがばかりの笑顔です。
表彰式は夏休みに四国で行うので来て欲しいといわれたのですが
不幸なことか該当するメンバーは別の用事とブッキング。
本当は行きたかったのですが、泣く泣くオンライン参加となりました。
今年のFLORAは日本代表、TEAM JAPANですが、メンバーはみんな実力者。
タイトルホルダーで結成したまるでドリームチームです。
秋から冬はコンクールシーズン。これからどんどん他のメンバーが台頭し、
熾烈なFLORAダービーになっていく予感がします。
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いざ県都へ

2024年07月20日 | 環境システム科
先日、FLORA HUNTERSは
朝早く八戸駅に集合していました。
集まったのは10名のALL STAR CAST。
今年で3回目の全員出動です。
とはいっても今回は大会出場ではなく、表敬訪問。
県の教育長さんへ国際大会出場について報告するため
県都である青森市に向かうためです。
しかしいつもの新幹線の改札口ではありません。
そうです。鈍行の青い森鉄道なのです。
新幹線なら30分ですが、鈍行では約1時間半もかかります。
久しぶりの揺れる電車。みんなうとうとしていたかと思ったら
いつのまにか眠ってしまったようです。
初夏の青森。緑の中を揺れながら走る旅は
思ったよりも新鮮。なかなかいいものです。
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フライングゲット

2024年07月20日 | 学校
名農のある青森県南部町は自他ともに認めるフルーツの里。
春から秋までさまざまなフルーツが収穫されます。
6月下旬はサクランボで、その次はウメやプラム。
しかし7月下旬から8月上旬はエアポケットで
昔から何も採れない時期といわれていました。
ところが今年は違います。
ご覧のようにモモが収穫されているのです。
これは今週、玄関前で販売されているモモ「夏かんろ」。
フライングと注意されてしまいそうな早い販売。
話では例年より10日以上も収穫時期が早くなったというのです。
予期せぬモモの登場に、さすがの名農生もびっくり。
お金を用意してきていないうえ、
大きな箱なので持ち帰ることができません。
情報では名農生が大好きなフルーツはサクランボよりもモモ。
月曜日は終業式。保護者の方も来校されるので
モモがまた販売されるかもしれません。
偶然で出会ったらぜひゲットしてください。
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オールリセット

2024年07月19日 | 環境システム科
ここは校内でFLORAがアジトにしている土肥実験室。
今年はこの場所での授業がないこともあって、散らかし放題。
6つある大型テーブルの3つが荷物置き場になっていたのです。
なぜならこの場所で5つの研究が同時進行。
それぞれ必要な物品が違うので、片付けられずにいました。
しかし先週末、最後の実験が完了。そこでやっと片付けが始まりました。
現在は5つのテーブルの上から荷物が撤去され、広々しています。
さすがにこの変化にはテスト明け、久しぶりにやってきた
2年生も気づいたようでびっくりしていました。
さて来週月曜日は終業式。したがって今日が1学期最後の課題研究。
千秋楽は2年生によるブルーベリーの収穫で締めくくる予定です。
では2学期はもう実験しないのでしょうか?
実はある2年生の追加研究が行われる予定です。
なぜなら1学期に行った成果が今ひとつ。
×ではありませんが△なのです。いろいろな解決策を考えましたが
彼が選んだのはLED。懐かしのTEAM FLORA PHOTONICSのようです。
倉庫には波長がわかっている高価なLEDが眠っているはず。
スタートは9月中旬。それまでに探さなければなりません。
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はて ?

2024年07月19日 | 環境システム科
先週、ブリーベリーの収穫を行ったFLORA HUNTES。
みんなで手摘みしましたが、FLORAはこんな便利グッズを持っています。
それがベリーピッカー。ブルーベリーなどを削ぎ落として収穫する
チリトリのような便利グッズです。しかし日本ではあまりお目にかかりません。
FLORAが所有しているこの赤いベリーピッカーは、ベリーの本場フィンランド製。
北欧デザインで、なかなかおしゃれだとは思いませんか。
さて使ってみて感じたことがあります。
熟した黒い果実を収穫したいのですが、枝の果実みんなが黒いわけではありません。
どちらかといえばまだ未熟の方が多いのです。
無理矢理、ベリーピッカーで収穫すると、
半分が甘くない青い果実になってしまいます。
どこかに北欧で収穫している動画がないか探してみたらありました。
なんと枝に当ててガリガリと剥ぎ取るように収穫しています。
しかしどの動画を見ても、ついているのはみんな黒い果実ばかり。
未熟の緑の果実がないのです。はて?
ブルーベリーはいくつかの系統に分けられますが
中には収穫期間が短いものがあるとのこと。
もしそうだとしたら一斉に熟すので、こんな収穫ができるかもしれません。
でも本当の答えは見つかりませんでした。
今日は1学期最後の課題研究。
2年生が今年最後のブルーベリー収穫に挑戦します。
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