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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

気分は Go to

2022年11月16日 | 研究
会場で昼食のお弁当をいただいたフローラ 。
大会まで1時間ちょっと時間があります。
会場は大手門の目の前。そこでせっかくなので
ちょっぴりだけですが、皇居を見学することにしました。
田舎から上京して皇居を見学するなんて
まるで絵に描いたような「東京だよ!おっかさん」のシチュエーション。
でもそんなの関係ねえ!とばかり入ってみました。
すると大きな石垣。江戸城です。
名農では、いつも修学旅行は関西訪問。
したがって二条城や大阪城は、何度も見学したことがありますが
皇居の中を歩く経験は今までありませんでした。
そこでGo to Travel 気分で歩いたのですが、
警備のお侍さんが控えていた古い木造家屋はありますが
どこまで行っても石垣と松ばかり。
時間を見ると大会開始まで30分しかありません。
そこで泣く泣く会場に戻ることにしました。
広い皇居。いつかじっくり拝見したいものです。
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フローラ姉さん

2022年11月16日 | 研究
さていよいよ大会が始まりました。
この大会は、エコアイデアを動画にまとめて披露し合うというもの。
今年から始まったイベントで、イメージとしては自作ビデオ大会です。
発表順を決めるくじ引きで、最後の発表となったフローラは、
2人がこの夏取り組んだ研究について、
クレイアニメーションとクロマキーを駆使した動画を披露しました。
荒削りの作品ながら皆さん感心してくださったようです。
上映の後は、メンバーによる補足説明。
そして最後は、5分程度の質疑応答となりました。
するとどうでしょう。2人とも自信を持って答えています。
すべての発表が終わったので、休憩中に質疑応答の感想を聞いてみると
「まったくドキドキしない」とのこと。
そりゃ英語じゃないし、優しい質問ばかりなので
ストックホルムに比べたら楽勝。力をつけました。
さてこの大会に出場してた全国各地の高校生は、なぜか1〜2年生。
3年生はフローラだけだったかもしれません。
そんなこともあり、休憩時間には他校の1〜2年生が
フローラに質問しに来ます。気がつくとあっという間に
参加生徒たちの輪にいるではないですか。
すぐに仲良くなるのは海外も日本も同じ。
学校ではできない経験を積んでいます。
なお大会の結果は昨日の産経新聞に掲載されました。
手に入る方がぜひご覧ください。
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羽根つき

2022年11月16日 | 学校
この時期、いろいろなところで秋明菊を見ることができます。
いつも面白いと思うのが散り姿。
満開の花の上に3つの散った花が見えますが
必ずといっていいほど花弁が3枚前後残るのです。
それも花弁が反り返り、まるで羽根つきの羽根のよう。
何とも可愛らしい姿です。
さて最近は羽根つきをすることがなくなったので
もう忘れてしまったかもしれませんが
羽根のオモリが何でできているか知っていますか。
あれはムクロジという植物の種子。
真っ黒くて硬い球形なので羽子板で打つにはちょうどいいのだそうです。
ムクロジで思い出すのはBubble Boys。
TEAM FLORA PHOTONICSとTreasure Huntersを繋ぐ
わずか1年間だけ活動した研究班です。
フローラのもとで農薬の泡散布システム研究に取り組み、
大臣賞をはじめ、さまざまな賞に輝いた2人組ですが
彼らが最終的に農薬を泡にしたのがサイカチやムクロジの種子。
皮にサポニンを含むため天然素材ながら泡立つのです。
秋明菊の散り姿をみると、いつもBubble Boysを思い出します。
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笑顔咲く

2022年11月15日 | 研究
これまた環境システム科1回生の研究班です。
園芸科学科時代からのTEAM FLORA PHOTINICSと名乗っていますが
この年から長年所属していた草花班と別れをつげ
正式名称を環境研究班と改名しました。
環境研究班となって大きく変わったのは、男子の割合が増えたこと。
初代研究班もご覧のとおり、男子4名、女子1名と男女比が大逆転しています。
これは10月頃。彼らが生徒玄関から職員玄関にかけて並べているのはサンパチェンス 。
見事な花を年間通して咲かせ続ける本当に優れた草花です。
この彼らは、春からこの鉢を地域の池に設置し、
富栄養化を抑制するバイオエンジン研究を行っていました。
秋になり役目を終えたサンパチェンスはトラックによって次々と回収されますが
このまま廃棄されるのはもったいないと考えた彼らは
このように学校にずらりと並べて、しばしの間、名農生を喜ばせました。
秋になり夏のような強い日差しは少なくなりましたが
光を集めてピンクに輝くサンパチェンスはとても見応えがあります。
でもそれ以上に眩しいのは、楽しそうに設置する初代メンバーの笑顔。
この数ヶ月後、彼らのバイオエンジン研究は総理大臣賞を受賞することになります。
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久しぶり

2022年11月15日 | 学校
先週日曜日のフローラ 。
2人が歩いているのは花の東京です。
道路標識を見ると、ここは大手町。東京のど真ん中なのがわかります。
東京駅から歩いてきたメンバーの反応は、ひとこと「あったかい!」
20°は、青森に比べると考えられない高い気温です。
厚着をしてきたので、街を歩いているだけで汗ばんできました。
出口は東京駅の丸の内北口。
改札を出る時「この場所、見覚えてる?」とメンバーに尋ねてみました。
ちょっと考えて出した答えは「ストックホルムに行く時に降りたところ」。
正解です!出国する前の日、彼女たちは
アドバイスをくださる専門家の先生方と東京大学を訪ねましたが、
その先生方と待ち合わせしたのがこの丸の内北口でした。
似たような造りの構内ですが、今も覚えているとは
よほど強烈な印象だったのかもしれません。
今回目指すのは北欧ではなく、この近くの可愛らしい会議場ですが
出陣には変わりません。戦うモードに変身しながら
地図を見ながら歩いていると、迷わずに到着することができました。
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