花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

起業チャレンジ

2016年01月29日 | 環境システム科
4月から始まった学校設定科目「起業チャレンジ」。
この科目は3年生が3チームに分かれ、それぞれLEDなどを装備した
多段式水耕栽培システムを駆使して野菜を生産販売しながら
経営に関するノウハウを実践的に学ぶ
全国でも名農の環境システム科にしかない授業です!
ミニ植物工場での栽培風景は新聞やテレビでも紹介されましたが
本当の面白さはこの経営分析です。
教科書の例題で学ぶのではなく
自らの経営活動で生まれた固定費や変動費、
利益や損益分岐点額、原価や売上高などの数値を使って
学ぶのですから、イメージがわきやすくとても理解が進むからです!
さらに分析したデータを使って模擬株主に報告する
経営報告会も見所です。
先日、経営報告会が先生方を招き行われました。
地元の新聞記者さんも駆けつけました。
果たしてうまく説明できたでしょうか?

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男子だらけの女子会!

2016年01月28日 | 研究
チームは何かあればケーキを食べるという不思議な習慣があります。
おそれく園芸科学科の女子だらけの時代のなごりだと思われます。
園芸科学から完全に環境システム科に移籍し
男子がほとんどの研究チームになったのだから
もうこのような習慣はなくしてもよいと思うのですが
悪い癖が染み付いているので、ついついやっちゃいます。
先日の課研最終回でも案の定、ケーキが並びました。
実は彼ら、2年生の課研スタート時でもあるものを食べています。
それは柑橘の「日向夏」。
メンバーになった最初の授業で「日向夏」を試食しながら
突然変異について考えるということをもう6年ほど続けているからです。
食べて始まり、食べて終わる。
五感に焼き付けた課題研究の記憶は
いつか日向夏を食べた時に懐かしく蘇るものだと思います。


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千秋楽でございます

2016年01月28日 | 研究
2年間、取り組んできた課題研究の授業も
いよいよ最終回を迎えました!
最後はちょっと面白いことをしてみました。
3年生のメンバーは県外の大会にいろいろ参加していますが
誰が一番長い距離を移動したのかを計算する遊びです。
八戸から東京の往復が一番多いのですが、
中には仙台、つくば、横浜、名古屋、京都に行った人もいます。
それぞれの距離を計算して足していきました。
すると1番長い距離を移動した人はなんと13,000kmを超えました。
また平均して2年間で一人7回程度、遠征していることもわかりました。
5人全員の移動距離を合わせると約52,000km。
これは八戸、沖縄を2往復するよりも長い距離です。
それぞれの旅にはそれぞれの忘れられない思い出があります。
あの時はあ~だったとか、こうだったとか思い出はつきません。
長いようで短い高校生活、十分楽しんでもらえたでしょうか?
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要注意スプラウト?

2016年01月27日 | 研究
いろいろなスプラウト用の種子が販売されています!
左はカイワレ大根。
茎が少しピンクになる品種です。
おそらくアントシアニンが期待できるのではないでしょうか。
このカイワレは1年生のフローラジュニアが栽培に取り組んでいます。
さて右側はソバのスプラウト用種子。
ソバにはルチンという機能性成分が入っています。
ルチンは血管を強化するポリフェノールで
みなさんもこの名前は聞いたことがあると思います。
さてソバのスプラウトは資料によると
茹でて食べるソバの2倍もルチンを摂取できると書かれています。
ルチンはビタミンと同じように水溶性のため
茹でて食べるソバでは作っている途中で
流失していまうからではないでしょうか。
その点、生食するスプラウトは
効率よく摂取できるので優れていると思われます。
しかし気をつけなければならないのはソバアレルギー。
摂取することが命を落とす方もいるので
確か今は給食でもソバがメニューから
はずれているところもあるようです。
葉にアレルゲンがあるかどうかはわからないので
はっきりするまで、そのような方は食べないほうが良いと思われます。
でもスプラウトにするとソバなのかカイワレ大根なのか
見分けがつきにくくなります!
作る方も食べる方も十分気をつけなければなりません。
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殿堂入り

2016年01月27日 | 研究
名農の職員玄関に入ると左右に大きなガラス戸の
賞状や盾、トロフィーの陳列棚があります!
真っ先に目に飛び込んでくるのが
環境緑化日本一となった内閣総理大臣賞の盾。
緑育心の言葉を生み、今や名農のアイデンティティーとなった
緑化活動の原点となる大切な盾です。
しかしそれ以外はかなり詰め込まれているため
ぱっと目に飛び込んできません。
原因はチームにあるので、先週3年生が整理することになりました。
古いものは廊下突き当りにあるガラス戸棚に移動しましたが
そのガラス戸の中からお宝を発見してしまいました。
工藤選手の活躍によって駅伝全国10位になった時の盾、
食用菊の研究で農ク全国大会で日本一を受賞し、
当時文部大臣だった森元首相から直接いただいた盾もありました。
森大臣は名農の発表に感動され
翌年から農クに文部大臣賞が作られたのは
名農にとって記憶しておきたいエピソードです。
さらにアーチェリー全国団体3位のトロフィーや
日本学生科学賞で日本一になり天皇陛下から
直接いただいた気象班の盾もありました。
いずれも学校の沿革では必ず記載される歴史的お宝です。
そこでこれらは職員玄関右のメインの棚にまた戻すことにしました。
整理したのでチームがここ数年で受賞した観光コンテストの文部科学大臣賞や
日本代表としてストックホルムへ行った水大賞の賞状なども
見やすくなったので来校された際はぜひご覧ください。
さて校長室にあったエコワングランプリでいただいた安倍総理の賞状。
棚に移し殿堂入りさせようと思ったら、なんと新しい賞状をもらってくるまで
校長室が寂しくなるから移動はならんとのこと。
これは難しい注文です!
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