花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

水商売はじめました

2023年04月03日 | 研究
ファーストミーティングでテーマを決めた新生フローラ。
なんと不思議な現象が起きています。
というのは水槽を使う研究がなぜか多いこと。
暑い温室、もしかしたら水遊びができるとでも思ったのでしょうか
7名全員ではありませんが、半数以上は水槽を使い
残りの半数もなんらかの形で水を扱う研究をすることになったのです。
これを見てすぐ思い出したのが2017年のTEAM FLORA PHOTONICS。
彼らは男子3名女子2名のチームでしたが、これまた全員が水を扱う研究ばかり。
環境システム科はそもそも圃場がなく、水耕温室が彼らの農場。
したがって水耕栽培系の研究に親しみを覚えるのは納得ですが
全員とは驚いたものです。この写真は2017年の活動風景。
暑い日に胴長を履いて胸まで水に浸かっての活動です。
この後、お約束でなんと女子の一人が池の中で転んで全身びしょ濡れ。
本人ともども大笑いしたのを覚えています。
そんな彼らのニックネームはTEAM AQUA PHOTONICS。
別名チーム水商売。しかし2年間の活動で水中植物工場研究が受賞。
さらに水質浄化システムBIO-ENGINEのTYPE3を完成させ、
翌年に研究を引き継いだ後輩たちが水の国際大会に出場しています。
今年度はメンバーが7名に増えていますが、
なんとなくこの時によく似ています。
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新フォーメーションは「1-2-3-2」

2023年04月03日 | 研究
明日は新生フローラの活動日。
前回はオリエンテーションだったので本格的な活動は初日となります。
ここにあるのは2023年FLORAの取り組む課題。
7人の侍が議論した結果、この7テーマに挑むことになりました。
テーマの左についているドクロマークは危険度。
ドクロの数が多いほどハイリスク、ハイリターンの課題です。
さてフローラは今年も一人一研究。
したがって各自、自分の研究に責任もって取り組みますが
どうしても手伝って欲しい作業や分析の時はお互い助け合います。
また、もし誰かの研究が優れた成果をあげた場合は
当然みんなお手伝いをしていることから、その栄誉を独り占めせず
他のメンバーみんなで分かち合うことにもなっています。
これが「お互い様」「仲間の成功は私の成功」というFLORAルールです。
さて今年のFLORAの研究系統図を見ると、下段から1-2-3-2という
大きく4つのユニットで構成されていることがわかります。
これは比較的内容の近い課題をユニット化することで
相談や活動の協力をよりしやすくするためのアイデアです。
なにせ7名7研究と大きくなったFLORA。
成功の鍵は、メンバーの自覚と意欲にかかっているからです。
下から3段目が3になっているのはJr.対応。
もしやる気のある1年生が現れたら、このユニットに加えることにしています。
そして最も下でFLORAの活動全体を支えているのが、100%農業系研究。
あくまでも農業研究班であることを忘れないために設けています。
もちろんこの研究を支えるのは、全ユニットの全メンバー。
明日はこのうち2つのユニットが活動します。
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