花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ウィンブルドンカラー

2023年04月16日 | 学校
クリスマスローズのオリエンタリス種。
10数年ほど前のクリスマスローズの大ブームは
カラフルなこの花たちでした。
株によってはもう色褪せているものもありますが、これは元気です。
特にこの株はグリーンとパープルのバイカラー。
爽やかで上品でとてもきれいで、いつも咲くのを楽しみにしています。
さらに首が強いのか、きちんと横を向いて咲くのも嬉しい特徴です。
実は以前、この場所はパープル株とグリーン株を生えていました。
したがってこのクリスマスローズは、2つの株が交配して
そのこぼれ種から生まれたものだと思われます。
たった一株しかありませんが、
ウィンブルドンカラーのような素敵なカラーリングだと思いませんか。
さて昨年はほとんどが土肥実験室と生物工学実験室に入り浸りで
農業高校ながらすっかりインドア派になってしまったFLORA HUNTERS。
しかし今年は農場の温室で実験を行うメンバーが現れたので
久しぶりに農場に足を運んでいます。
すると気になるのはブルーベリー。
昨年もFLORA HUNTERSがピートモスを追加するなど
管理してきました。収穫はまだまだ先ですが、
豊作を期待したいものです。
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天が落ちてきた

2023年04月16日 | 研究
ご覧ください。先週の馴化温室です。
とうとう天井に吊るしていた寒冷紗が劣化し落ちてきました。
馴化温室は4つの小さな小室に区切られていますが
その一番手前の部屋をFLORAは結成当時から
ミーティングルーム兼物品倉庫として利用してきました。
しかし温室なので天井はガラス。
晴れると日光が差し込み、気温がどんどん上昇します。
馴化温室はかつて洋ランの育成に用いられていましたが
おそらく昔もこの部屋はミーティングルームとして使っていたようです。
この寒冷紗は、当時の先生方が直射日光を遮り、
日陰を作るために張られたものだと思われます。
しかしFLORAが結成されて15年。その前から張られていた寒冷紗は
紫外線でボロボロ。上から吊っているのですが
ちぎれて昨年も落ちてきました。
寒冷紗を買うお金がないFLORAは応急処置して再度張りましたが
このように1年経ったらまた落ちてきました。
低いところで天井高は150cm。頭が引っかかって作業になりません。
スタートしたばかりだというのに、天井が落ちるなんてなんだか不吉。
不安になります。しかしもうこの場所では実験が始まっています。
いつ直せばいいのでしょう。もちろん今です。
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