花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

行きはよいよい?

2023年04月15日 | 研究
この彼は一人でなんとも不思議な装置を作っています。
もちろんFLORA FUNTERS AQUAなので水、
つまり水耕栽培装置を製作しているのですが、なんとLEDを持ち出しました。
彼の取り組んでいる水耕研究は、それだけでも十分面白いテーマなのですが
さらに一捻り加えた試験区を作ろうとしているのです。
このLEDは赤いテープライト。自在に曲がるライトなので
栽培装置にこのように貼り付けることができるのです。
しかし今までの常識で考えると、あまり効果など期待できなさそうですが
ある大学の先行研究で生育が向上したという興味深い結果が出ています。
ただし結論は原因不明。そうです。どう考えても説明がつかないのです。
そこで彼は自分の考えたテーマに、この先行研究を組み合わせて
誰も見たことのない景色を見ようとチャレンジしているのです。
楽しそうに取り組んでいますが、本当に大丈夫なのでしょうか。
確かFLORAのDEATH NOTEに記載されていたこの研究には、
なんとドクロマークが3つ。
最も危険なテーマと警告されていました。
怪しい赤い光に誘われたかのように黙々と取り組む彼。
もう引き返すことはできません。
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砂嵐 !

2023年04月15日 | 学校
春真っ只中の南部町。
春霞で名久井岳の優雅な姿もぼんやりしています。
といいたいところですが、原因は霞ではなく「砂」。
それも話題の黄砂ではありません。
風で舞い上がった畑の砂だと思われます。
春先は毎年のように強風が吹く南部町。
でも畑にはまだ野菜などが植え付けられていない裸地のため
このようにまるで黄砂のように砂塵が町を覆っているのです。
特に名農は校舎の前がグラウンド。
さらにグラウンドの奥には第3農場の畑があるため
この砂嵐の洗礼をまともに受けることになります。
入学したばかりのピカピカの1年生が
あっという間に砂だらけの1年生。
こればっかりは仕方がありません。
昭和40年代に水害から逃れるために、
この高台に移転してきた名久井農業高校。
当時は現在のようにまだ樹木を植林していなかったため
とんでもない砂嵐だったといいます。
先人が見たらこれでも良くなったというはずです。
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