花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フローラの財宝に感謝

2022年09月27日 | 研究
先日、フローラハンターズ宛に郵便物が届きました。
開けてみると立派な賞状が入っています。
これはある環境系の学会からいただいたもの。
実はフローラは、昨年の秋にこの学会が
優れた研究計画を募集していたので試しに応募してみました。
すると審査の結果、優秀な計画として全国2校に認められ
嬉しことに研究助成をいただいたのです。
今年、ストックホルム青少年水大賞に出場することになり
フローラは今まで貯めていた資金の半分以上を注ぎ込みました。
もちろん頂いた助成もその一部としてすべて使い切りました。
普段は節約していますが、必要な時には惜しみなく投資する。
これもフローラならではの流儀。このメリハリの効いた
資金の使い方で何度もピンチをチャンスに変えてきました。
これは先輩方がコツコツと賞金を集めたフローラだからできる技。
もし他の研究班なら、きっと活動したくも
資金不足で十分できないというもどかしい状態に陥っているはずです。
あらためて財宝を残してくださった先輩方に感謝です。
さてコンクールの秋の陣がまもなく始まります。
また大暴れしたいものです。
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ちょっと前なら憶えちゃいるが

2022年09月27日 | 研究
2015年春の写真です。
青いツナギを着ているのはTEAM FLORA PHOTONICS。
なんと彼らは環境システム科の1回生です。
2014年までTEAM FLORA PHOTONICSは園芸科学科の草花班でしたが
新学科のプロジェクトを牽引してほしいという
いわば大人の事情で非情にも移籍させられてしまいました。
このツナギは彼らの希望。なぜTシャツではなくツナギにしたかったのかは
詳しく聞かなかったのですが、環境システム科は工業も学ぶ学科。
おそらく今までの草花班でなく新しい研究班であることを示し
自分たちを鼓舞しようと考えたのかもしれません。
また研究テーマが水質浄化システム「BIO-ENGINE」ということから
エンジニア風のスタイルにしたのかもしれません
それにしても女子もダブダブのツナギとは可愛いものです。
さてここは青森市のあるホール。当時、青森県は高校生から企画を募集し
優れたものには予算をつけてくれるという取り組みをしていました。
環境システム科は始まったばかり。何か面白い企画をぶち上げて
勢いをつけようと考えた環境システム科は、
TEAM FLORA PHOTONICSをこのイベントに送り込みました。
確かこのホールで県の方に説明したと思います。
しかしもう7年も前のこと。いったい何を企画して
どのように説明したのかはもう忘れてしまいました。
ただみんながツナギを着ていることから、
BIO-ENGINE開発でも提案したのではないでしょうか。
自分たちが環境システム科研究の先陣を切るという
1回生の意気込みが感じられます。なお翌年、
彼らはBIO-ENGINE研究で総理大臣賞を受賞することになります。
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