花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

待ってました

2022年09月13日 | 環境システム科
名農は8月下旬から授業が始まっています。
それなのに長らく不在にしたものですから
代わりに授業をしてくださった先生方には感謝です。
さて久しぶりの授業で行うのは、二十日大根のは種。
環境システム科2年生のビジネス系の授業では
自ら二十日大根を生産販売して、そこから発生する費用や
収益などを材料にして経営の仕組みを学んでいます。
1学期にすでに1回生産販売を行いましたが、9月からは秋の陣。
売上で負けているチームは巻き返しを図ろうと
やる気満々でこちらの帰りを待っていました。
この日は気温が上昇して28℃もありますが
みんな自分の土を背負って黙々と農場へと向かいます。
まるで戦場に向かう戦士のようです。
ストックホルムより日中の気温が10℃ほど高い現在の名農。
温度差でやられてしまいそうです。
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みんな優しい

2022年09月13日 | 研究
先週金曜日の放課後です。
ある学会の最終口頭発表者として登場したのがFLORA HUNTERS。
代表が一人で「生活雑排水の再利用」について発表しました。
もちろん研究は始まってまだ1年も経っていなく、
内容が不十分なのは重々承知のうえでの発表です。
当然のように発表後は質疑応答となるわけですが
深く突っ込まれても実験の種類も回数も少ないので
うまく答えられずはずがありません。本人もちょっと心配そう。
するとどうでしょう。受賞記念講演ということもあるのか
大学の先生方の質問は主に今後の展望について終始。
これなら思う存分に夢を語れます。
「みんな優しい」。
つい終わった時にこんな言葉が出ました。
なぜなら彼女は、同じ仲間のTEAM JAPANが国際審査を受けた際、
そして練習する際にサポートメンバーとしてPCを操作していました。
操作しながら専門家の先生方との質疑応答の様子を見ていたので、
かなり深いところまで質問されるだろうと覚悟していたからです。
それと同時に、あらためてTEAM JAPANとして
厳しい質問に挑んだ二人の苦労を感じたようです。
彼女の研究の評価はすでに知らされています。なんと嬉しい最優秀。
コロナでオンラインになりましたが、
本当なら東京で発表する予定だったので少し残念でした。
後日、賞状が送られてくるそうです。
たった一人での発表、お疲れ様でした。
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