傘がない!!

今日は名久井農業高校のある南部町名川地区の秋祭り。
名農は女子は流し踊り、男子は御神輿や農産物配布という形で
毎年全校あげて参加しています。
昨日は好天に恵まれて、ぬかりなく準備は終わっています。
この進路決定の忙しい時期になんで秋祭りなどに参加するんだろうと
疑問に思われる方も多いと思いますが、これも農業学習の一環。
農業の多面的機能のひとつとして農村文化の継承というものがあります。
日本の文化の多くは農業や農村を背景に誕生したもの。
もし農業が衰退してしまったら
先人から伝わってきた風習や郷土芸能も消えてしまうからです。
近代化が進むとついついお金にならない田舎の文化や風景よりも
経済効果を生む高速道路などが大切に見えてきます。
そんな危うい社会にならないよう農業を学んでいる私たちこそ
参加スタイルを見直しつつも、
継承していかなければならないと感じています。
とはいっても今日の問題は雨。
傘をして流し踊りや御神輿はかつげません。
今も昔もお天道様頼みです。

秋の訪れ?

チームフローラの3年生が名農の情報処理室に集まりました。
季節はまだ9月上旬。
農場ではこれから秋野菜や果樹の収穫が始まります。
また稲刈りや特産のニンニクの植え付けも今月下旬。
まさに収穫の秋はこれからなのです！
それなのにチームは一足早く温室から校舎に戻ってきています。
実は研究活動を概ね１学期で終了させる。
これがチームの大きな特徴のひとつなのです。
この後は、秋から春までいろいろな大会に挑戦して
自分磨きをかけるのですが、
そのためにはデータをまとめたり、どのようにすれば
わかりやすく説明できるかなどの試行錯誤がまっています。
農場から室内へ、
体から頭へと次の作業にシフトしたメンバー。
チームならではの秋の訪れです。
さて今日は地元の秋祭り。
名農は学校をあげて参加しますが、気になるのは台風。
温帯低気圧に変わりましたが、天気予報は雨です。
こればっかりははずれてほしいものです。