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「ルワンダの涙」が上映

2007-03-06 18:30:37 | お知らせ
2月末よりTOHO・CINEMASで「ルワンダの涙」(Shooting Dogs)が上映される事を知ったのは1ヶ月前だった。去年頃だったか「ホテル・ルワンダ」というアフリカ・ルワンダで実際に起こった(フツ族によるツチ族に対する大虐殺)ジェノサイトの真実を描いた映画が上映されたことをある方から伺っていた。また、去年日本バプテスト連盟総会の早朝礼拝でルワンダで奉仕活動されている佐々木さんからもルワンダでの聞くにも絶えない惨い大量虐殺の事を知らされ、ずっとその事が心に留まっていた。先週たまたま小学校の図書館から「ホテル・ルワンダ」のDVDを借りることができ、まず自宅で「ホテル・ルワンダ」を観て、大阪梅田ブルクスで上映されている「ルワンダの涙」を観た。
1994年4月から僅か100日で実に100万人が大量に殺害されたという事実を突きつけられ、ただただ愕然とさせられた。またホテル・ルワンダはフツ族のホテル支配人がツチ族の妻と家族、その親戚をはじめ、西洋人、そして避難してきた実に多くのフツ族を命がけで受け入れ、最後はホテルから脱出することができる。
しかし 「ルワンダの涙」の主人公のひとりであるクリストファー神父は最後までミサを守り続け、ツチ族と共に在る道を選び、最期は実に心が痛む結末を迎える。その内容についてはぜひ映画館に足を運んで観て戴きたい。尚、映画には実際の大虐殺の現場となったギガル地域で撮影が行われ、家族や親族を亡くしたツチ族の方々が映画製作に加わっている。
 この映画のパンフレットのイントロダクションのページに「本作では単にルワンダの事件や、アフリカの問題を描くだけでなく、それを我々自身に置き換え、我々ひとりひとりが人間としてどう生きるべきか、何を選択すべきか、という問題を提起して、ルワンダの悲劇を描いている」と記されてあった。私自身もこの映画から、ほんとうに様々な問題を投げかけられ、おまえはどうするのか、と問いかけられた。また、レント(受難節)のただ中にあって、この映画は「受難の主イエスをそこに見る」ようだ。(俊)
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