外苑茶房

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東京五輪で野球復帰!?

2014-12-08 22:07:40 | 大学野球
五輪開催国に競技提案権が与えられることが決まったと、ニュース報道されています。
東京五輪で野球・ソフト復帰有力 開催都市に競技提案権:朝日新聞デジタル


2020年の東京五輪で野球が復帰するとなれば、野球ファンの1人として、とても嬉しく思います。

そして、野球選手としての知識・技術・経験・体力などのピークを平均28歳だとするならば、現在の大学上級生あたりの年齢層の選手たちが2020年に中心戦力となりますね。

そう考えると、直ちに対応すべき課題が思い当たります。

まず使用球。
プロ野球で使われている低反発の統一球を、大学や社会人野球でも使用を義務化すべきかと。
先般の日米オールスター戦において、日本の打撃陣が一応の成績を残すことができた要因の一つとして、「統一球に対応するために、ここ数年で打法を見直したから」と答える出場選手が何名もいましたから。
五輪に向けて、早い時期から統一球を前提に技量を磨くのが一番です。

次にジャパンのあり方。
現在の侍ジャパンは、WBCに照準を合わせて、全員プロ野球選手で編成されています。
五輪も、このWBCメンバーで臨むのか。
あるいは別の編成、例えば社会人野球と大学生の選手だけでチームを組むという考え方もあり得ます。
独立リーグの選手も対象とすべきかも知れません。
東京五輪の開催時期は真夏であり、それはプロ野球の稼ぎ時と完全に重なります。
トッププロでチームを組むとなれば、選手選抜に係るプロ球団との調整は簡単ではないでしょう。

そして球場。
真夏の五輪で野球の試合を、天候に関わらず日程どおり行い、そして熱中症にも注意するとなれば、各地のドーム球場を試合会場するのがベスト。
そうなると、これまた稼ぎ時のプロ野球の興行と重なり、調整の難航は必至です。

素人の私ですら、いくつも思い当たるのですから、五輪に野球が復活すると正式に決まったとしても、全て関係者が両手を挙げてバンザイとはいかないんだなあと……
(>.<)
Comments (2)
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