渡辺康幸監督が勇退

競走部の渡辺康幸 駅伝監督が勇退すると報道がありました。

日経の記事

渡辺さんが駅伝監督になって、今年で11年目。
就任当時、早稲田は箱根駅伝で予選会の常連と苦しんでいました。
渡辺さん自身、指導方法に悩んでいた時期だったのかも知れません。
2005年：11位
2006年：13位

私も、オフ会の応援仲間と予選会に応援に出掛けたものです。
それが、奥島総長のご尽力もあって、選手も監督も力を蓄え、箱根駅伝の順位も着実に上がり、シード校の常連に返り咲きました。
2007年：6位
2008年：2位
2009年：2位
2010年：7位
2011年：1位（大学駅伝三冠）
2012年：4位
2013年：5位
2014年：4位

渡辺監督は まだ若いけれど、早稲田としても、監督としても、もう一段の向上を目指すためには、ここで一区切りということなのでしょう。
エスビー食品の廃部もありましたし。



折しも、渡辺監督の著作が先月発売されています。
「箱根から世界へ」
ベースボールマガジン社 1400円＋税

天才ランナーが、悩みながら一流の指導者となっていく過程の一端が描かれている良書ですよ。