天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

8月28日(月): ウィーンの地表面温度/ミッション別ページ

2023年08月27日 23時28分58秒 | 天文・宇宙

8月28日 (月):<速報・追記> X線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)の打上げは、高層の風が打上時の制約条件を満たさないために中止しました。なお、新たな打上日については、決定し次第お知らせいたします。 (JAXA)

8月27日 (日):<速報・追記> 古川飛行士を含む国際宇宙ステーションスペースXクルー7は、日本時間8月27日午後10時16分に、国際宇宙ステーションとのドッキングを済ませました。

JAXAによる8月28日月曜日朝のX線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)の打上げについては昨日の記事を参照してください。

  ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

2023年7月14日のウィーンの地表面温度

2023年7月14日のオーストリア・ウィーン周辺の地表面温度が、中央ヨーロッパ時間 22:27 に宇宙から測定された。この温度は、国際宇宙ステーションに搭載されているNASAのエコストレス(Ecostress)装置によって記録された。

高温の表面は明るい赤ではっきりと見え、公園や植生の冷却効果がイメージに見ることができる。

宇宙から取得する地球の表面温度の測定は、気候変動の影響を追跡し、また、都市のヒートアイランドが形成される都市に関しては、そのような極端な事態に備えるために特に不可欠である。

オーストリア全土の地表面温度は、ヨーロッパ宇宙機関のグリーン移行情報ファクトリー(社会と経済のグリーン移行を加速するために地球観測からの実用的な情報を提供するオンラインプラットフォーム) を介しても調査できる。そのユーザーは、建物の屋上の緑化の存在をマッピングして定量化することもでき、このプラットフォームは、都市のヒートアイランド現象を緩和するための影響に関する貴重な洞察を提供するだけでなく、都市が将来の極端な熱波に備えるためのさらなる緩和策を計画するのに役立つ。

<出典>: Week in images (ESA)

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。街なかのウィーンゴルフクラブの冷却効果に着目。ダニューブ川より植生の地域の方が温度が低い?

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 8月28日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 8月28日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 8月16日
週の初めに掲載
アルテミス2
 8月21日
2004年有人月周回準備
<参考> 宇宙科学の話題
 8月26日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
 8月28日
宇宙ステーションの定常業務は省略

 

コメント

8月27日(日): X線分光撮像衛星、小型月着陸実証機打上げ/お知らせ/ミッション別ページ

2023年08月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

X線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)の打上げ延期について(JAXA)

X線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)を搭載したH-IIAロケット47号機の打上げが2023年8月26日に予定されていましたが、天候の悪化が予想されることから、下記のとおり変更いたします。

打上げ日 : 2023年8月28日(月)
打上げ時刻 : 午前9時26分22秒(日本標準時)
打上げ予備期間 : 2023年8月29日(火)~2023年9月15日(金)
打上げ場所 : 種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

月曜日朝早くの打上げなので、日曜日の記事として取り上げました。打上中継の視聴(午前8時55分から)は右上のイメージをクリック。

X線分光撮像衛星 XRISM(X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission)
NASAやESAの協力のもと2018年に開始された、JAXA宇宙科学研究所の7番目のX線天文衛星計画です。星や銀河、そしてその間を吹き渡る高温ガス「プラズマ」に含まれる元素やその速さを測ることで、星や銀河、銀河の集団がつくる大規模構造の成り立ちをこれまでにない詳しさで明らかにします。XRISMには、広い視野をもつX線撮像器と極超低温に冷やされたX線分光器が搭載されます。これらを使って、プラズマに含まれる元素やプラズマの速さを、画期的な精度で測定します。

<参考>: 以下はNASAの記事の要約です。

JAXA と NASA 、 XRISM ミッションの打上準備完了
XRISM (X線イメージングおよび分光計ミッション)と呼ばれる強力な衛星が、天文学者達にX線の空の革新的な外観を提供するように設定されている。

日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)が主導し、 NASA と ESA (欧州宇宙機関)の協力を得て、種子島宇宙センターから H-2A ロケットで打上げられる予定である。 JAXA は YouTube で打上げの模様をライブ配信し、英語と日本語で放送する。
「 XRISM で調査することのいくつかには、銀河の中心にある超大質量ブラックホールによって放たれた恒星爆発や光速に近い粒子のジェットの余波が含まれる」と、NASAのゴダード宇宙飛行センターの XRISM 主任研究員リチャード・ケリーは述べている。 

小型月着陸実証機 SLIM

将来の月惑星探査に必要なピンポイント着陸技術と、小型で軽量な探査機システムの実現を目指す月面探査機。将来の太陽系科学探査を見据え、リソース制約の厳しい惑星への着陸やより高性能な観測装置搭載のための軽量化を実現する。 

各大判イメージは省略。

<出典>: JAXA

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<お知らせ>: 古川飛行士を含むスペースXクルー7が今夜国際宇宙ステーションとドッキングします。中継放送を見るには昨日の記事を参考にしてください。なお時刻等はこちらから。

   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ>  --- 今日の更新項目はありません。

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 8月25日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 8月22日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 8月16日
週の初めに掲載
アルテミス2
 8月21日
2004年有人月周回準備
<参考> 宇宙科学の話題
 8月26日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
 8月20日
宇宙ステーションの定常業務は省略
コメント