2022年10月13日、NASAのルーシー(Lucy)宇宙船は、140万キロメートル離れた地球と月をとらえた。このイメージは、宇宙船が3回の地球重力支援の初回として地球に接近したときに、機器調整の一部としてとられた。これらの地球フライバイでは、ルーシーが、木星と同じ距離で太陽を周回する小さな天体であるトロヤ群の小惑星を調査するのに必要な速度を提供する。ルーシーは、12年間の旅で記録的な数の小惑星を飛行し、それらの多様性を調査し、太陽系の形成をよりよく理解するための手がかりを探す。このイメージは、ルーシーの追跡カメラ(T2CAM)システムで撮影された。
<出典>: 「ルーシー(Lucy)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: ルーシー(Lucy)宇宙船は、トロヤ群の小惑星を調査する目的で2021年11月に打上げられました。このイメージは、その途上で撮られたものです。イメージが非常に暗いので、見えるように補正したイメージを こちら に提供しています。
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<火星探査は今!>
今日のテーマ: 火星の驚くべき隕石の影響を検出 (インサイト)
<ひとこと>: インサイト着陸船によって偶然捕えられた火星の赤道近くの大きな隕石の衝突で、大きな水の氷が掘り出されたことが、マーズリコネッサンス軌道船の観測データの分析で発見されました。火星には極地方に水の氷があることは分っていましたが、「赤道近くに水がある」ことは今後の火星探査に大きな影響を与えることになりそうです。しばらく関連記事を掲載します。