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5月5日: インド全域の二酸化窒素の濃度

2020年05月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

これらのイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル5P衛星からのデータを使った、2020年1月1日から3月24日まで(左側)と、2020年3月25日(ロックダウンの初日)から4月20日まで(右側)の、二酸化窒素の平均濃度を示している。それらは昨年と同じフレームで比較されている(注:上段が2019年、下段が2020年)。インドの主要都市全体に濃度の顕著な減少が見られる。ムンバイとデリーは、昨年と比較して、およそ40~50%の低下を見た。海の交通からの二酸化窒素の放射の尾が、インド洋の微かな線として、イメージの下部に見ることができる。我々の大気の二酸化窒素の濃度は毎日広く変化し、気象条件による変化は、より正確に評価するために、ある期間のデータの平均化を必要とする。

<出典>: 「センチネル5P(Sentinel-5P)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 大気汚染の一つの要素二酸化窒素は人間の活動によって発生します。これらはコロナウィルスに起因する人間の活動の強い抑制を示すイメージです。上段は2019年、下段は2020年です。左上と右下を比較してみてください。中国を中心としたアジアについては こちら(.mp4) から。ヨーロッパ全域は こちら(.gif) から。

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