「スペースX」のドラゴン貨物船は、米国東部夏時間3月19日午前10時46分(日本時間3月19日午後11時46分)に、カリフォルニア沖約320キロメートルの太平洋に着水し、「スペースX」社の10回目の貨物補給ミッションの終わりを記録した。遠征50宇宙飛行士達トーマス・ペスケとシェーン・キンブローは、予定時刻の午前5時11分(日本時間午後6時11分)に国際宇宙ステーションのロボットアームからスペースXドラゴン貨物船を解放した(右下)。様々な技術的また生物学的調査結果がドラゴンで戻されている。ドラゴン宇宙船は「スペースX」のファルコン9ロケットで、フロリダから2月19日に打上げられ、ステーションに2月23日に到着した。
<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(2017.03.20)」
<大判>: イメージをクリック(右上)
<ひとこと>: 今回のドラゴン宇宙船には数多くの実験結果が積み込まれて戻されましたが、ここでは詳細は省略しています。また、これまで「スペースX」のドラゴン貨物船については、民間企業の技術であることもあって、NASAからの詳細な記事や写真の発表はありませんでした。右上に掲載した写真はそのような意味でも珍しいもので、「スペースX」の提供によるものです。