ヨーロッパの衛星、稲妻を探し当てる
ヨーロッパとアフリカの全ての雷を継続的に検出できる史上初の衛星機器がオンになった。革新的な「稲妻画像装置(Lighting Imager)」のこの新しいアニメーションは、この装置が激しい嵐の検出と予測に革命をもたらすことを確認している。
ヨーロッパ宇宙機関は、ヨーロッパ気象衛星開発機構(Eumetsat)とともに、2022年12月13日に打上げられた最初のメテオサット第3世代衛星に搭載された稲妻画像装置からの、最初のアニメーションを公開した。
レオナルド(Leonardo)によって構築されたこの稲妻画像装置は、 36,000 km の距離から、昼夜を問わず、地球の大気の中の急速な閃光を継続的に検出できる。この装置には、ヨーロッパ、アフリカ、中東、南アメリカの一部をカバーする四つのカメラがある。各カメラは毎秒最大 1,000 枚のイメージを捉えることができ、宇宙から雷の活動を継続的に観察する。
それぞれアニメーションには、一つの地球のイメージの上に重ねられた、稲妻画像装置からの1分の稲妻測定の収集によってつくられた一連のイメージが含まれている。
<出典>: 「地球観測(Observing the Earth: ESA)」
<動画>: イメージをクリックして動画をご覧ください。
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