この新しい木星の視界は照らされている。新しいジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡からのこの木星の高解像度赤外線イメージは、例えば、大赤斑を含む高く浮く明るい雲と低く横たわる暗い雲の、以前には分からなかった違いを明らかにしている。また、木星のダストのリング、極の明るいオーロラ、木星の月アマルテイアとアドラスティアが、示されたウェッブ・イメージに明確に見える。大きな火山の月イオの帯電した粒子の木星の上の漏斗型がまた南極のオーロラに見える。いくつかのオブジェクトは非常に明るく、ウェッブの筋をつくる光の周りに顕著に回析している。地球近くの太陽軌道にあるウェッブは、これまでに打上げられた天体望遠鏡の最大である径6メートル超のミラーを持ち、ハッブルより6倍以上の集光面積を持っている。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: このような光景は、これまで、ハッブル宇宙望遠鏡にも、またガリレオ木星探査宇宙船にもとらえられたことがありませんでした。大変参考になるイメージです。
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<火星探査は今!>
今日のテーマ: リビア山脈の水和ケイ酸塩の可能性 (リコネッサンス)
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<お知らせ> 無人月周回試験衛星、アルテミスⅠの次回の打上の試みは、9月3日に設定されました。「アルテミスⅠ」から。