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12月29日: 貨物船出発準備、新しいクルー宇宙に慣れる

2017年12月29日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際宇宙ステーションの3名の新しいクルーは、軌道の研究室のオペレーションとシステムに慣れる二週目を始めている。彼らと先任の3名の遠征54クルーは、また、今日、貨物オペレーション、宇宙科学、ステーション保守で忙しかった。また、ロシアのプログレス67号貨物船は、6ヵ月半の滞在でズベズダサービスモジュールにドッキングした後、今夜ステーションを出発する。貨物船は、今夜米国東部標準時午後8時3分(日本時間木曜日午前10時3分)にズベズダから切離され、南太平洋上で燃え尽きるために地球の大気に再突入するだろう。
ベテラン宇宙飛行士アントン・シュカプレロフと、初めての宇宙飛行士達、NASAのスコット・ティングルおよび日本宇宙航空研究開発機構の金井宣茂は、二週目の地球軌道で宇宙での生活に習熟している。12月19日に到着した新しいこれらの宇宙居住者達は、彼らのスケジュールに、無重力状態での生活と作業に適応するための時間を持っている。NASAからの二回目のステーション居住者ジョー・アカバは、水曜日を通して、スペースXドラゴン補給船の中に収容する品物を集めるために働いた。金井宣茂は、1月13日にドラゴンで地球に持帰る貨物を荷造りする準備でアカバを支援した。ティングルは、今朝、微重力状態での身体的活動を測定するための運動用自転車のチューブに彼自身を結びつけた。この長期にわたる実験では、医者達は、ミッションの成功を維持するための、宇宙飛行士達の宇宙での健康維持を確実にする方法を調査している。

<写真>: 新着の遠征54・55クルーメンバー、左から、日本宇宙航空研究開発機構の金井宣茂、ロシア連邦宇宙局のアントン・シュカプレロフ、NASAのスコット・ティングル。

<出典>: 「国際宇宙ステーションブログ(Space Station)」

<大判>: 上のリンクから。

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