ヨーロッパ宇宙機関のエクソマーズ(ExoMars)宇宙船の、降下、着陸デモモジュールのスキアパレリ着陸船の着陸楕円が、マーズエクスプレスデータからのメリディアニプラナムの高解像度ステレオカメラの四つのイメージの合成に示されている。スキアパレリは、このイメージの中央近くの、幅22キロメートルのエンデバークレータの西の、滑らかな平原の中の平らな領域を目標とするだろう。左下には、非常に大きなミヤモトクレータの中に横たわる幅19キロメートルの Bopolu クレータがある。ミヤモトの北の縁の部分は、その後埋められ、南の部分だけが明瞭に残った。特に、イメージの南と南東の部分にはいくつかのチャンネルを確認することができ、火星の過去の水の流れによって彫られている。
<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」
<大判>: イメージをクリック
<ひとこと>: ヨーロッパ宇宙機関とロシア連邦宇宙局との共同ミッションであるエクソマーズ(ExoMars)は、2016年3月14日に打上げられ、10月19日に火星に到着する予定です。 ExoMars は火星の大気を調べるガス追跡軌道船(TGO)と、2020年予定のローバーのための着陸技術をテストするスキアパレリ降下・着陸船を運んでいます。
<お知らせ1>: 今日8月19日午後9時過ぎから、国際宇宙ステーションで、新しいドッキングポートを設置するための、二回の船外活動の一回目が行われます。このポート(右図;コンピュータモデル:大判は省略)は将来ステーションとのクルーの往復に使われます。船外活動は6時間半の予定ですが、時間帯変動の可能性もあります。中継放送は こちら から。
<お知らせ2>: 8月20日(土)、21日(日)の情報提供は休みます。