冥王星の輪郭の上の霞の層のこのイメージは、NASAのニューホライズンズ宇宙船のラルフ/マルチスペクトル可視光線画像カメラ(MVIC:モノクロームカメラ)でとられ、およそ20の霞の層が見られる。これらの層は一般的に水平に数百キロメートルにも及ぶことが確認されたが、厳密には表面と平行ではない。たとえば、科学者達は、イメージの左下の領域約5キロメートルの霞の層に注目している。今週、ニューホライズンズ科学者達は、「サイエンス」誌に、昨夏の冥王星システム接近通過からの結果を記載した初めての包括的なセットを書いた。科学者達は、冥王星の大気の層になった霞を含む、地表が予想より冷たくコンパクトであることを発見した。これは、冥王星の超高層の大気がどのように宇宙に失われているか、また、それが太陽風として知られる太陽の荷電粒子の流れとどのように作用しあっているかに関係している。
<出典>: 「Pluto」
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お知らせ: 国際宇宙ステーションに向かうシグナス CRS-6 商用貨物船は23日午後0時5分に打ち上げられました。この貨物船は日本時間3月26日土曜日夜に国際宇宙ステーションと並走し捕らえられます。中継放送等の詳細は土曜日の記事でお知らせします。