Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

広州にて6

2014-01-18 04:35:21 | Weblog

広州にて6           2014-01-18

中国広東省広州の片田舎で、感心することがある。
小さなビズネスホテルでも部屋に有線LANのモジュ
ラージャックが出ていて自由に使えるのは当然と
して、Wifiが来ている。だからiPhonのインター
ネット機能が使える。道端のテラス喫茶店でも
使えたのには驚き。会社もWifi、無線接続の時代
になってる。日本は観光客の増大を狙って頑張っ
ているが、地名や道路の外国語表記とWifiの普及
が急務と思われる。スマホとタブレットの普及で
この面の要望が急速に高まってる。頑張れ、遅れ
てるよ。

この地は中国最南の地、果物が豊富である。昨夜
の散歩で。photo

ここは、空家が多い。アパートも工業地帯にある
建物、住居も工場建屋も空家が目につく。古いボ
ロ家も、新しい建物も人の気配がないところが
気になる。そんな中で台湾系企業は頑張っている。
広い工場敷地を入手し、工場建屋とともに、寮を
建てる。食事を作る小母ちゃんも居て、安く過ご
せる。台湾のテレビを配信する会社と契約する。
じっくりビズネスに取り組んでいる。

 


広州にて5

2014-01-18 04:13:43 | Weblog

広州にて5         2014-01-17

さて仕事だが、私がお願いして中国に来て下
さった先生は大変である。先生は品質管理が
専門で良い製品を作るための品質管理を、こ
うしなさいと教える。そうすると製造部門が
そのように作ろうとする。するとそのための
材料が適切なものか、材料の受け入れのため
の検査をどうすべきか。自社で検査を出来な
い場合は、納入会社の検査成績書をどう読む
か更には第三者に検査して貰う必要があるか。
製造設備はこれで良いのか、製造方法はこれ
で良いのか、もっと良い方法や設備や機械は
無いか。話が無限に展開して行く。

一人の人間で全てを対応できる人は居ないが
相手は、それを求めてくる。だから中国では
こういうことを指導できる人がいくらでも
求められるが、受けてくれる人、特に日本人
は少ない。労多くして功が少ないし、生活環
境も厳しいからである。今回も常駐出来る人
を求められたが、年2-3回、1回1週間の滞在
でその道の専門家をお願いするのが精一杯。
更に言葉の問題が有るので難しくなる。

だが、中国は世界の工場としての地位を、徐
々にそして急速に退きつつある。これからは
ブエトナム、フイリピン、ミャンマー等で
求められることになるのだろう。


広州にて4宴会

2014-01-18 03:49:33 | Weblog

広州にて4         2014-01-16

初めての夜、この田舎町・村では良いレストラ
ンが無いのか、私達を接待し、社員との交流を
深めるためであろう。マイクロバスを運転手付
でチャーターして、1時間ほど走り立派なレス
トランで宴会となった。街は活気があり、私達
20人の宴会が最後の組で、レストランは満席と
なったようだ。

今回お世話になる会社の社長は味にうるさく、
料理の注文も自分でする。料理は山の幸、海の
幸が満載である。北京ダックならぬ広州ダック
鵞鳥も出れば鳩も出る、味は良い。丸ごと食べ
る魚のフライの美味しさに唸った。基本的に
料理人の腕が良いことがしみじみと判る店だ。

私達の居る社長卓ともう一卓の宴会なので、
自分達の席で乾杯してから、隣の卓で乾杯を
する。そのうち隣の卓の人達がこちらの卓に来
て乾杯する。以前のように50度の酒をone shot
で乾杯することはしないが、基本的に飲み物を
自分一人で飲むことはせず、同じ卓の誰かと、
普通はまず社長と、次には次の上席になる人と
名前を指名して目と目を合わせて乾杯か随意と
言って飲む。だから同じ卓の人の名前は全部
覚えることになる。その逆が起こるので、回数
は多いが、昔のように飲むことはしないし、
飲めない人はお茶でもジュースでも良い。特に
この会社ではそうなっている。

これが、例えば工場を建設するに際して、地元
共産党の幹部を招いての宴席、普通こういうの
を3回位しないと工場は建たない、ではきっち
り飲まないといけないし、お茶やジュースでは
許されない場合が多い。幸いに今日は美味しく
て楽しくて和やかな宴会となった。