Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

配慮してあげて下さい

2010-09-04 12:22:41 | Weblog
疾病名など英語併記 看護師試験、外国人に配慮
産経新聞 8月25日(水)7時56分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100825-00000084-san-soci

この問題は、一般には余り知られていません。だが
放っておくと、日本も困るし、これに関係するフィリ
ピンやインドネシアとの国家関係がギクシャクして
きます。

実態はこうです。日本は形式的には、フィリピンや
インドネシアに介護士や看護師の窓口は開放しましたよ、
どうぞ来て下さい。但し国家資格ですから、試験には
合格して下さい。その間、日本のしかるべき機関や施設
で働きながら、試験合格まで勉強して下さい。となって
います。

一見するととても良い制度のように見えますが、問題は
「試験には合格して下さい」と言うところです。それら
試験は日本人と同じ問題が、日本人と同じ日本語で出ます。
非漢字圏で育った彼等彼女等にはこれが大変な難関に
なります。褥瘡、一時これに関して有名になった言葉です。
これの読み方と意味を書きなさい。正解は、じょくそう、
床ずれのことなんですが、日本人の何%が正解できるかと
言う難しい問題もフィリピンやインドネシアからの受験生
も正解しないといけない訳です。勿論、日本の医療現場や
介護の現場で働いて貰う訳ですから、日本語で試験にpass
しなければならないことは当然ですが、何とかなりま
せんか? と言いたいです。上のニュ-スでは、1名が
合格したそうです。凄いですね、拍手を送ります。ですが
歴代何名が合格したか? たしか2~3名だと思います。

しかも3年挑戦して合格出来なければ(3年勉強して、1回
受けて)落ちれば母国へ帰れと言う制度になっています。
私は、不合格者でも、ある程度の点を取っていたら、再挑
戦の機会を与えるべきだと思いますが如何?それでいて、
日本の現場、最前線では、こういう若い戦力を欲しがって
いるのです。日本は動くべきです。良い方向へ!