救急車に乗りました。 2008-04-27
昨日、救急車に乗りました。私が病人だったのでは無く
誰か付き添って欲しいと言われて(救急車を呼んだのも
私だったので責任もあると思い)乗りました。
私は、ある俳句クラブの書記をしています。会員は19名
で一人、毎月2句を投句します。だから俳句は、毎月38
句提出され、私がこれをワープロで打って、A3の紙1枚
に纏めます。句会では、この一覧を見ながら、各自が意
見とか句評を述べます。その段階では、作者が誰か判ら
ないままに意見を述べます。意見が出終わったところで、
作者が名乗り出て、自分の意見、どんな状況でこの句を
作ったか等を述べます。38句一巡するのに3時間掛かり
ます。
事件は昨日の句会で起きました。Tさんは自分の1句目の
意見とか、他人作の句にたいする評価を述べる時は異常
ありませんでした。彼の2句目の意見を述べる時に、言
葉がしどろもどろで、内容は全く意味不明でした。私が
彼の顔を見るといつもの顔付きと違います。そして右手
が動いていません。持っていたボールペンが落ちて、彼
はそれを左手で拾おうとしていました。私は、ちょっと
待ってと叫び(彼の頭が下がるのは危険と感じ)、彼を
座らせて、ペンをわたしが拾い、大丈夫ですか?と聞き
ました。彼は、なんだかおかしいと言います。私は救急
車を呼びましょうと言うと、それは必要無いと言う。で
も、まわりの人も、これは救急車を呼んだ方が良いと言
うことになり、私がすぐ119番しました。
救急の処置は的確でした。
今どこにいますか?○○地区センターの2階に居ます。
どういうことで119番しましたか?こういうことです。
では、患者を動かさないで下さい、私達がやります。
患者さんのお名前は、男女別は?、年齢は?貴方のお名
前は?友人ですね。ではすぐ出動しますから地区センタ
ーの職員にこのことを伝え、救急車が行くことを伝えて
下さい。俳句の仲間の人が、すぐ階段を降りて、地区
センターの職員に伝えてくれました。このやり取りが終
わって1分で遠くの方から、ピーポーピーポーが聞こえ、
どんどん近づいてきます。
救急隊の隊長が駆け上がってきました。すぐT さんに、
話しかけます。大丈夫ですか?お名前は年齢は?生年月
日は?本当に必要な事項であるし、Tさんの反応を確か
めているようでもある。私は咄嗟に、Tさんの返事をメ
モしていました。医療通訳のくせが出たらしいが、これ
がこの後、すぐ役に立った。住所、電話番号、家族は誰
が居るか?これらの事は、病院に着いてからも2度聞か
れることになるからです。
それが終わると隊員が2名、座り担架を持ってやってきた。
丈夫なプラスチックシートで出来ていて、椅子の座る所と
背もたれ半分くらいでできてる柔らかい椅子と思えば良い。
この柔らかい椅子には持ち上げ易くするための持ち手穴が
開いている。勿論、椅子とは言え、足は無い。不必要だか
らである。これにTさんを座らせ、隊員2名が両側から持ち
上げる。隊長が後ろから支えて、エレベーターで下に降
りる。そして救急車の中から本格的な担架が車付きで出て
きてTさんが乗せられる。
私がちょっと待ってと叫んでTさんに駆け寄ったのが丁度
午後3時、はっきり覚えている。そしてバタバタしていて、
救急車が磯子の脳血管医療センターに到着したのが、3時
44分、救急外来の受付に入院申し込みを(私が代理で)
記入し終えたのが47分でした。さっきのメモがあるから
スイスイ書けました。
道は混んでいたところも有りましたが、スピーカーで、
救急車は真ん中を走りますから、両側に避けてくださいと
言うと、歩道側の車は歩道寄りに、センターライン側の
車は、多少センターラインを乗り越えてでも避けてくれて
なんとか走ることができました。赤信号でも、救急車が
通りますと言って、突っ切るのは、どきどきしますね。
私は「たらい回し」と言う嫌な言葉が頭を過ぎりましたが、
車中から隊長が掛けた電話で、一発で医師と話しているの
で、しかもその内容が、受け入れを前提にしている会話
だったので、ほっとしました。
入院後30分でTさんの奥さんが来られ、私から経過を話し
Tさんの荷物を渡して帰ることができました。Tさんは、
それほど悪い状況ではなく、今日の様子によって治療方針
が決まるとのことなので、まずは安心しました。
昨日、救急車に乗りました。私が病人だったのでは無く
誰か付き添って欲しいと言われて(救急車を呼んだのも
私だったので責任もあると思い)乗りました。
私は、ある俳句クラブの書記をしています。会員は19名
で一人、毎月2句を投句します。だから俳句は、毎月38
句提出され、私がこれをワープロで打って、A3の紙1枚
に纏めます。句会では、この一覧を見ながら、各自が意
見とか句評を述べます。その段階では、作者が誰か判ら
ないままに意見を述べます。意見が出終わったところで、
作者が名乗り出て、自分の意見、どんな状況でこの句を
作ったか等を述べます。38句一巡するのに3時間掛かり
ます。
事件は昨日の句会で起きました。Tさんは自分の1句目の
意見とか、他人作の句にたいする評価を述べる時は異常
ありませんでした。彼の2句目の意見を述べる時に、言
葉がしどろもどろで、内容は全く意味不明でした。私が
彼の顔を見るといつもの顔付きと違います。そして右手
が動いていません。持っていたボールペンが落ちて、彼
はそれを左手で拾おうとしていました。私は、ちょっと
待ってと叫び(彼の頭が下がるのは危険と感じ)、彼を
座らせて、ペンをわたしが拾い、大丈夫ですか?と聞き
ました。彼は、なんだかおかしいと言います。私は救急
車を呼びましょうと言うと、それは必要無いと言う。で
も、まわりの人も、これは救急車を呼んだ方が良いと言
うことになり、私がすぐ119番しました。
救急の処置は的確でした。
今どこにいますか?○○地区センターの2階に居ます。
どういうことで119番しましたか?こういうことです。
では、患者を動かさないで下さい、私達がやります。
患者さんのお名前は、男女別は?、年齢は?貴方のお名
前は?友人ですね。ではすぐ出動しますから地区センタ
ーの職員にこのことを伝え、救急車が行くことを伝えて
下さい。俳句の仲間の人が、すぐ階段を降りて、地区
センターの職員に伝えてくれました。このやり取りが終
わって1分で遠くの方から、ピーポーピーポーが聞こえ、
どんどん近づいてきます。
救急隊の隊長が駆け上がってきました。すぐT さんに、
話しかけます。大丈夫ですか?お名前は年齢は?生年月
日は?本当に必要な事項であるし、Tさんの反応を確か
めているようでもある。私は咄嗟に、Tさんの返事をメ
モしていました。医療通訳のくせが出たらしいが、これ
がこの後、すぐ役に立った。住所、電話番号、家族は誰
が居るか?これらの事は、病院に着いてからも2度聞か
れることになるからです。
それが終わると隊員が2名、座り担架を持ってやってきた。
丈夫なプラスチックシートで出来ていて、椅子の座る所と
背もたれ半分くらいでできてる柔らかい椅子と思えば良い。
この柔らかい椅子には持ち上げ易くするための持ち手穴が
開いている。勿論、椅子とは言え、足は無い。不必要だか
らである。これにTさんを座らせ、隊員2名が両側から持ち
上げる。隊長が後ろから支えて、エレベーターで下に降
りる。そして救急車の中から本格的な担架が車付きで出て
きてTさんが乗せられる。
私がちょっと待ってと叫んでTさんに駆け寄ったのが丁度
午後3時、はっきり覚えている。そしてバタバタしていて、
救急車が磯子の脳血管医療センターに到着したのが、3時
44分、救急外来の受付に入院申し込みを(私が代理で)
記入し終えたのが47分でした。さっきのメモがあるから
スイスイ書けました。
道は混んでいたところも有りましたが、スピーカーで、
救急車は真ん中を走りますから、両側に避けてくださいと
言うと、歩道側の車は歩道寄りに、センターライン側の
車は、多少センターラインを乗り越えてでも避けてくれて
なんとか走ることができました。赤信号でも、救急車が
通りますと言って、突っ切るのは、どきどきしますね。
私は「たらい回し」と言う嫌な言葉が頭を過ぎりましたが、
車中から隊長が掛けた電話で、一発で医師と話しているの
で、しかもその内容が、受け入れを前提にしている会話
だったので、ほっとしました。
入院後30分でTさんの奥さんが来られ、私から経過を話し
Tさんの荷物を渡して帰ることができました。Tさんは、
それほど悪い状況ではなく、今日の様子によって治療方針
が決まるとのことなので、まずは安心しました。