Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

最近の天津の生活ー3-

2006-04-14 12:27:51 | Weblog
最近の天津の生活-3-


出勤時のpickupは私が7時で1番です。会社の車に乗ると
次の住居に向かいます。これが天津国際大廈(ビル)で、
テナントビル兼 マンションになっています。わが社の総経
理もそこに住んで います。この36階建てのビルは香港資本
の運営だそうで、8年くらい前 には、天津で外国人が住める
場所は、ここしか無いと言った 感じでした。26階までが
オフィスで、その上が居住用になっているそうです。今は、
市内の高級アパート・マンションとして は、2つの高層
ビルを空中廊下で繋いでHの字型にした、凱旋門と言う名の
マンションが最新で、多くの居住者がおります。アパート
なんぞ に住めるか!と、言う人達には、郊外の湖の畔の、
別荘式の 一戸建て住宅も販売されています。

さてこの国際ビルですが、トヨタの人も住んでいれば、ホンダ
の人も住んでいる。三井住友銀行も有れば三菱東京UFJ銀行も
有る。JALもあればANAも有ると言ったビルです。地下に小型の
コンビニが有りますが、日本人がこれだけ多いと、高いです。
ビルの入り口にはStarbucksが有って、中国の若者が高いコー
ヒーを飲んで居るのに驚かされます。私にとって便利なのは、
ここには中国系の銀行のCDが何台も有って、ゆっくり落ち
着いてお金が下ろせることです。

昼・・・前回にもちょっと書きましたが、
会社の食堂で昼飯です。12時15分から昼休みですが、職員の
ラッシュが10分で終わるので、25分くらいから食べ始めます。
ステンレスの板に、ご飯とおかずが数点盛れるように窪みが
数箇所あるお盆に、暖かいご飯とおかずを、一人一人に
盛ってくれます。黙っていると、私が食べられる量の倍は
盛ってくれますので、ここで絶対に必要な語句は、ゴウラ
(ゴウの字は:句+多、ラ:了)もう充分、とイーパン(
一半)半分にしての2つです。毎回、ご飯、おかずA,B,Cを
盛られる度に、この2つを叫び続けます。

中国人のコックさんですから、中華料理です。おかずは野菜が
2品と肉料理が1品、ご飯か、まんとう、それにスープが付きます。
スープの替わりにお粥が付くこともあります。ご飯に米のお粥
というのは、日本人には不思議な組み合わせですが、ここでは
時々出てきます。野菜は炒めが多く、肉は煮つけが多いように
思います。

私の倍ほど盛られても、謝謝と言って平らげる若者が、ずら
っと居る訳で、天津の男性には太めが多いです。若い女性は
気をつけて居るようですが、日本の女性よりは、しっかり
食べています。これは私の勝手な予測ですが、30年後には、
中国で、生活習慣病が必ず問題になっているはずです。
今、彼らの中に過食を問題にする風潮は全くありません。
ようやく所得が向上して、腹いっぱい食べられる喜びを
謳歌している。そんなふうに見えます。誰も止められない
でしょうね。

夕方
前々回に書いた、職員バスで帰宅します。その停留所から
我がマンションまでの間に食品スーパーと、自由市場が
有ります。晩のおかずはここで買います。

スーパーマーケットでの買い物は日本と全く同じと言え
ます。ただ1点、日本と違うのは手荷物を持ったお客さんは、
女性のハンドバッグと言えども無料のロッカーに預けな
ければいけないことです。私が行くスーパーでは、空いて
いるロッカーが判りますので、そこに荷物を入れ、その
ロッカー番号をキー入力するとロックされて、バーコードが
出てきます。それを持っていて、買い物が終わってロッカー
に戻り、バーコードをセンサーに感知させると、ロッカーが
開きます。レジでの支払いも、殆どすべての商品がバー
コードが添付されているか、袋に印刷されていて、ピッ、
ピッで集計されて行きます。時々、バーコードが上手く
センサーで感知できないと、商品番号をキーインして集計
します。日本のような大店法が無いので、売り場面積は
広く、商品も豊富です。