ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

ゼラニュウム

2007-06-08 08:33:23 | 花と自然
ベランダのお花にはゼラニウムが最適である。丈夫で花の色も鮮やかで、挿し芽からも種からも増やすことが出来る。私の家のベランダも今、花盛りである。

数年前に花屋で珍しいゼラニュウムを見た。「こんなゼラニュウム、初めて見た」と、赤とピンクを買った。

普通のゼラニュウムと違い、大きくならない。だから差し芽がしずらい。種も出来ないので、そこから増やす事が出来ない。でも、花はとっても可愛い。

花は沢山咲く。咲いたらいつまでも長く咲く。線香花火のようで可愛い。終わっても、ドライフラワーのようになので、そのままにしておく。

いつのまにか、赤がかれてしまい、ピンクだけが元気良く咲いている。

もう一度、赤が欲しいと思っているのだが、どこにも売っていない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

U―22、国立にて

2007-06-07 19:58:46 | FC東京とサッカー
オリンピック最終2次予選が行われた国立に行って来た。昼間は暑かったが風が吹いて寒かった。

3―1。結果だけ見れば、「良くやった」かも知れない。

でも、内容は全然だった。相手が今一つだったから勝てたようなもの。レギュラー組と比べて、チームとしたらプロとアマのようだった。あまりにも基本のミスが多すぎる。前日、A代表の試合を見てるので尚更そう思った。

まァ、消化試合だし、友達も来なかったから私一人だし、それなりにノンビリ楽しんだが。いままでと違って、お客さんも沢山来ている。私の周りはJリーグとは雰囲気の違う人達が沢山いた。

後の5人組のおじさん、野球観戦のノリだった。早くから来て「ビールがうまい!」と酒盛り。「やっぱり、TVと違って気持ちいいナ」と楽しそうだった。

ゴール裏のリーダーが「両手を頭の上に上げて手を叩く。大きな声で、ニッボン!」とやると、おじさん達も楽しそうに一緒に声を出し、手を叩いていた。いつもの巨大な日の丸のフラッグがスルスルと広がると感動し、君が代は大声で歌う。選手の名前はダジャレで突っ込み、周りが笑うと、もっと漫才になる。昔、行った阪神や近鉄の外野席を思い出した。そんなノリなのだ。

でも、ゲームが始まると、おじさん達のコメントや試合の読みはナカナカのものだった。ここで、大きくサイドチェンジすればいいのに、と思うと、おじさん達も「右!右にサイドチェンジ!」と怒鳴る。それが聞こえたかのように、大きくパスが出ると「よしよし」と。ところが、受け損なって、ラインを割ると「おい、おい、頼むよ!」と嘆く。

女子高生の団体が、時々、変わった応援をしていると、おじさん達はそっちを見て「いいね、いいね、元気で」と嬉しそうに、ビールを飲む。

前に陣取った、10人近くの老若男女。多分、会社の同僚達みたい。ビールで乾杯、時々サッカー観戦。隣のおばさん達のグループも楽しそうに「あーだこーだ」いいながら、ゲームを批評していた。

いつもの、Jリーグの試合なら、ちょっとイライラするかもしれないが、私も時々、仲間に入り、楽しかった。

国際試合なのに、こんな雰囲気でゲームを見たのは初めてだ。スタジアム全体が、何とかなくホンワカムードだった。

しかしこれからが、オリンピックに出る為の、苦難のゲームが始まるのだ。

ガンバレ!!絶対に北京に行こう!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫の誕生日会

2007-06-03 22:07:57 | Weblog
今日は夫のバースディパーティ。今回は汐留の高層ビルの41階のイタリアンレストランのランチ。とてもランチでなくては行けない。ディナーなら3倍の値段になる。

家族のバースディパーティは家族でちょっとリッチに外食する事にしている。夫は6月。息子は12月なので、誕生日とクリスマスと忘年会を兼ねて。私と娘は2月と3月なので、中間頃合同と言う事で。

普段、絶対に行けない所の高級レストランに行く事にしている。それもランチで。その為に、その費用を別口でタンス預金している。息子も千葉の片田舎からわざわざ出てくる。その為にもお昼が丁度いい。

今日は天気が良くて、見晴らしが良かった。眼下の日比谷公園の緑も美しい。予約の時、喫煙席しか空いていなかったが、タバコを吸う人達が誰もいなく気分も良かった。

デザートの夫のお皿には、イタリア語で“お誕生日おめでとう”と書いてあり、かわいいケーキにロウソクが灯っていた。そして、家族の写真をポラロイドカメラでサービスで撮ってくれた。これは初めてだった。

久しぶりで息子に会うので、話が延々と続き一杯笑って楽しかった。

息子が大学生の時だったと思う。私や娘と違い、フランス料理のフルコースに行った事の無い息子に、マナーを教える為に行った事が初めだったように思う。

毎年、今は4人の会食だけど、その内に5人に6人に増えることを楽しみにしてはいるのだが・・・。二人ともそに気が全然ないみたいで・・・。まア、私としてはこのままの方が居心地がいいのだけど・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「殯の森」

2007-06-02 13:46:48 | 映画・ドラマ・小説・マンガ
まるで、ドキュメンタリーを見ているような映画だった。そして、圧倒的な森、木々、茶畑の緑・・・緑・・・緑。

その豊かな緑の中に、老人達のグループホームがある。昔の民家を改造して。彼らはゆったりと自然のままに生活し、そして彼岸に旅立っていくのだろう。

あの戦争を生抜き、そして苦難の人生を歩んで来たであろう人達が、自分の家族ではなく自分が生活して来た場所ではなく、自然の中であるがままに生を終えた行く。

私の子供の頃の田舎では、老人は前の日まで田んぼや畑で働いていた。“生とは、死とは”なんて考えは無かったのではないかしら。村の墓場の真ん中には、焼き場があった。村々が元気で、活気があった頃は老人達の死は日常だった。

文明が豊かになり、人間が長生きするようになって、死に方が難しくなった。

生き方は、それぞれ千差万別だけど、“死”はすべての人に100%例外なく訪れえる。自分の生がどこで終わり、死がどんな訪れ方をするか、誰にも分からない。無念の死を遂げる人もいるだろうし、穏やかに死を迎える人もいるだろう。本当に生きる事よりも、死ぬ事のほうが大変になっている。

映画の中の認知症の“しげきさん”。元気一杯のしげきさん。森の中に分け入り、亡くなった奥さんのお墓を探すというしげきさん。奥さんが眠るという場所に穴を掘り、その中に大事なリュックを抱えて丸くなって目を瞑ったしげきさん。まるで、お母さんの子宮の中に戻ってしまったように、幸せそう目を閉じたしげきさん。

これを書きながら、窓の外を見る。里山の木々が映画のように、風で揺れている。人間は自然の一部であり、ずっと共存して来た時代もあった。でも、いつから自然は征服するものに変わって来たのだろう。

私の住んでいる所は、横から見れば里山があり豊かな緑に囲まれている。でも、衛星写真で見ると、たくさんの無残な引っ掻き傷だらけである。そう、たくさんのゴルフ場があるのだ。そして、この里山の一部が消えてなくなり、住宅地になろうとしている。

世界を見れば急速に緑が消えて砂漠化して行っている。幸いにも日本には緑豊かな林や森や山がある。青々とした田んぼや畑もある。それらを見て、開発して金を儲けようと思わないでほしい。今の時代で消費しないで、このまま未来人に渡してほしいと、切実に思う。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする