ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

U―22、国立にて

2007-06-07 19:58:46 | FC東京とサッカー
オリンピック最終2次予選が行われた国立に行って来た。昼間は暑かったが風が吹いて寒かった。

3―1。結果だけ見れば、「良くやった」かも知れない。

でも、内容は全然だった。相手が今一つだったから勝てたようなもの。レギュラー組と比べて、チームとしたらプロとアマのようだった。あまりにも基本のミスが多すぎる。前日、A代表の試合を見てるので尚更そう思った。

まァ、消化試合だし、友達も来なかったから私一人だし、それなりにノンビリ楽しんだが。いままでと違って、お客さんも沢山来ている。私の周りはJリーグとは雰囲気の違う人達が沢山いた。

後の5人組のおじさん、野球観戦のノリだった。早くから来て「ビールがうまい!」と酒盛り。「やっぱり、TVと違って気持ちいいナ」と楽しそうだった。

ゴール裏のリーダーが「両手を頭の上に上げて手を叩く。大きな声で、ニッボン!」とやると、おじさん達も楽しそうに一緒に声を出し、手を叩いていた。いつもの巨大な日の丸のフラッグがスルスルと広がると感動し、君が代は大声で歌う。選手の名前はダジャレで突っ込み、周りが笑うと、もっと漫才になる。昔、行った阪神や近鉄の外野席を思い出した。そんなノリなのだ。

でも、ゲームが始まると、おじさん達のコメントや試合の読みはナカナカのものだった。ここで、大きくサイドチェンジすればいいのに、と思うと、おじさん達も「右!右にサイドチェンジ!」と怒鳴る。それが聞こえたかのように、大きくパスが出ると「よしよし」と。ところが、受け損なって、ラインを割ると「おい、おい、頼むよ!」と嘆く。

女子高生の団体が、時々、変わった応援をしていると、おじさん達はそっちを見て「いいね、いいね、元気で」と嬉しそうに、ビールを飲む。

前に陣取った、10人近くの老若男女。多分、会社の同僚達みたい。ビールで乾杯、時々サッカー観戦。隣のおばさん達のグループも楽しそうに「あーだこーだ」いいながら、ゲームを批評していた。

いつもの、Jリーグの試合なら、ちょっとイライラするかもしれないが、私も時々、仲間に入り、楽しかった。

国際試合なのに、こんな雰囲気でゲームを見たのは初めてだ。スタジアム全体が、何とかなくホンワカムードだった。

しかしこれからが、オリンピックに出る為の、苦難のゲームが始まるのだ。

ガンバレ!!絶対に北京に行こう!!
コメント
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