ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

今年も花を食べに鳥さんが…

2010-01-10 21:29:59 | Weblog
去年の今頃、朝、花に水をやりに行ったら、花々がちぎれていた。「あれ?どうしたのかな?」と思った。夜、北風が吹いていたからかしら。

翌日の朝には、花が、もっと酷い事になっていた。そして、万両の赤い実も無くなっていた。

そして、あちこちに鳥のフンが。鳥が万両の実を食べるのは分かるが、パンジーやプリムラの花を食べるとは知らなかった。

どうしてだろうと考えて、ふと気が付いた。

目の前の南山の開発工事が始まったからだと。

南山の頂上は、沢山の木々が根元から引き抜かれ、少しづつ少しづつ削られて行った。今では、禿山になり、こっちから見えない奥の方は、もっと凄い事になっているそうだ。来年には、南山の一角が無くなっているかも知れない。



それで、夜寝る時に、レジ袋をかぶせる事が毎日の行事になった。

今年も、やっぱり、鳥さんが花を食べに来た。早く気が付いたので、プリムラ・ポリアンサの一鉢だけが食べられ、パンジーは一花、二花つままれていた。万両はほとんど食べられていた。

 

又、夜、袋をかぶせる事にする。

 

 

鳥さん、可哀想だけど、ごめんなさいね。

よりうりランドの近くに住んでいる友達が、「最近、タヌキをよく見るわ。今まで見た事無かったのに。山が崩されて始めたからね」と言っていた。

南山に住んでいる“オオタカの家族”はどうしただろう。

奇跡のように生き残って来た里山を、どうして、今頃、開発しなくてはならないのだろう。稲城の最大の誇りであり、オンリーワンの風景が壊されて行くのが辛い。

ここに住み始めた時には、春には梨の花の絨毯が広がっていた。でも、今は、家々の間に、所々に残っているだけになった。いつかは「稲城の梨」は幻になってしまうのだろうか。最近、売り出し始めた“稲城の梨のワイン”は、どうなるのだろう。サッパリと美味しい、私の好きなワイン。

去年、収穫の手伝いをした梅畑も無くなってしまった。

“太陽と緑と土の香り”と稲城市民憲章に詠われているが、何だか、つまらない、特徴の無い街になって行くようで寂しい。

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