ふみさんの日々雑感

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FC東京、多摩川クラシコ惨敗

2016-04-16 22:22:58 | FC東京とサッカー
川崎とのクラシコは、8勝5分9敗と東京が負け越している。

昔は、点の入るカードと言われた。派手な打ち合いで勝った事も、大量点で負けたこともある。

今日勝って何とか同率に持ち込みたい。

味スタは、美しく咲き乱れた桜並木は、すっかりと葉桜となっていた。その変わり、駅から味スタへと続く沿道は、八重桜が艶やかに風に揺れていた。







多摩川クラシコは、昔から川崎のサポーターの方が力を入れている。

川崎から大島の方に回り調布の飛行場に降り立ったり、多摩川を筏で渡って来たり、多摩川の清掃をしたりと何かと面白いことをしていた。

でも、東京のサポーターの一部の人達は、クラブが主導でやり始めたのだからと、冷めた所がある。

その変わりサポーター達は、ヴェルディとの東京ダービーには、それはそれは盛り上がった。ヴェルディだけには負けられない、と。

当分、東京ダービーはなさそうだ。

いつもと違って、会場の時間が30分早いが、出足が悪いなと思った。去年は、本当にお客さんが多かった。

ヨッチがいなくなり、そして、子供たちの大好きなコースケがいなくなったのも大きいかな。ちょっと華やかさに欠けるかも。

試合前の前座で行われる多摩川“コ”ラシコも、今年は引き分け。

黙祷で始まった試合は、東京のネイサンのカウンターでのゴールで先制。

でも、結局は大久保の2点とプラス2点の2-4で負けてしまった。

東京の方が、川崎の2倍近いシュートを打っているのに、あまりにも精度が悪すぎるし下手過ぎる。枠にさえ飛んでいれば確実に2点は入っていただろうに。それに比べて、川崎は確実に決めて来る。

去年の監督は負けないチーム作りをしていた。勝利で終わる事が大事だと。プロは結果が全てだと。

1-0のウノゼロでの勝利は、凄くスリリングで私には面白かった。

それがつまらないと言うサポーターもいた。でも、たとえ、内容がいまいちであったとしても、負けなければ、子供たちは喜びお客さんも増える。お客さんも増えれば、選手達の頑張りにもプラスになるだろう。

そして、クラブ史上最多の勝ち点を積み重ね、年間順位も4位と楽しい一年間を過ごしたと私は思っている。

それなのに、なぜ、監督を変えなくてはいけなかったのか、私には分からない。

3年目の今年は、去年の堅い守りの上に、攻撃力を加えた楽しいサッカーを楽しめるだろうと思っていた。

監督の交代についての、ネガティブな噂は聞こえて来たが、本当の事は分からない。

なぜ、クラブは2年で監督を変えるのか、その理由を聞いたけど納得出来なかった。

3日ほど前に、去年の一年間の試合のDVDのダイジェストをワクワクしながら見ていたので、今日の試合が本当につまらなかった。

今までも、そしてJ2に落ちた時でさえも、勝てなかった時は、悔しいし悲しいし腹が立った。

でも、今年は、なぜか、負け試合では、ただつまらないと思ってしまう。

今日も、終わって、「ああ、つまらない試合」 と友達と話をする。

川崎は、監督が代わっても、「ああ、川崎のサッカーだな」 と思える。強いチームには、そんなクラブのDNAを感ずる。

じゃあ、東京のサッカーは?

昔の東京のサッカーは堅守速攻だった。分かりやすかった。

そんな、東京のサッカーを、横浜のシュンスケに、「部活サッカー」 と笑われた。

でも、楽しかった。

一部のサポーターが、それではダメだ。もっとパスを回して大人のサッカーを、と言っていた。

そんな路線に舵を切ったが、そのためか、シュートへの意識が薄くなった。シュートするよりもパスを選択する。

やっぱり、点を取るにはカウンターが一番、確率があると思うし、お客も盛り上がる。

東京のサイドバックの駆け上がりがに、どんなにお客さんが湧いたことか。

初めて見たユキヒコのドリブルにワクワクしたっけ。

いったい、東京はどんなスタイルを確立したいのだろう。

東京のサッカーとは? と考える一日だった。


東京と川崎のゴール裏。





試合。





試合後の選手達。



いつものドロンパ。















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