ふみさんの日々雑感

生活の事、家族の事、大好きなサッカーの事・・・日々いろいろ

幼稚園児の遠足

2012-06-05 22:03:24 | Weblog
都心の幼稚園の年長さんが、毎年この時期に稲城のある農家に来る。

ジャガイモを掘り起こしたり、玉ねぎを引き抜いたり、スナップエンドウをハサミで切ったり。

そして、何といっても大イベントが、土手の滑り台。

最期は、落ち葉の堆肥の中のカブトムシの幼虫を見る。

その、お手伝いを毎年、“南ちゃんの会” で頼まれる。

私は、去年からお手伝いに行っている。

40人程の年長さんが、園長先生・先生・数人のお母さん達と、観光バスでやって来る。

去年、お手伝いして、とっても楽しかったので今年もお手伝いに行った。

今日は、曇っていて、良かった。







ジャガイモ掘りは、子供達の性格が良く出る。

土を掘って掘って、大騒ぎしてジャガイモを探す子もいれば、土に触れなくて、手を出せない子もいる。私達が、掘り起こしてジャガイモを渡しても、土の所を触れない。しょうがないから、袋に入れてやる。







一人、ジャガイモは二束が割り当て。一つの根に沢山、ジャガイモが付いているのもあれば、あまり無いのもある。私達にしたら、少ない子は可哀想だから、公平に入れてやろうと思うが、園長先生は、入れないでと言う。それも、経験だからと。なるほど、人生は世知辛いからね、と私達も笑って納得。

でも、後で、こっそりと先生が確かめて、あまり少ないと入れてやるらしい。

スナップエンドウも、大きいとか小さいとか、言いながらハサミで切っている。



玉ねぎは、今年は、ちょっと育ちが悪いと農家のお兄さんが言う。一人、四つ、引っこ抜いてと言うが、ただ目の前の玉ねぎを引っこ抜く子や、大きそうな物を探して引き抜く子や、見ていると面白い。





食事をしてから、大イベントの土手滑り。



土手や土の上に、ブルーシートを敷く。私達は、シートが外れないようにしっかりと上の方で押さえる。

去年は、ちょっと斜面が長かったので、シートがちょっと足らなかった。だから、最期は、もう、全身が泥色になった。

今年は、シートも広めに、斜面はちょっと短めだったが、丁度、いい感じだった。

さっき、土に触れなかった女の子も、もう、大騒ぎ。

ゴロゴロ、転げ落ちたり、先生に抱っこにオンブに乗っかったり、もう、大変な盛り上がりだ。

園長先生が、もう、終わりと言っても、「もう、一回!」 と斜面をよじ登る。

子供達にとっては、普通の滑り台とは大違いの迫力。











都心の幼稚園なので、園長さんが毎年連れて来たいと思うのは、よく分かる。子供達が、どんなに大きな声で弾けても、うるさいと言う人は誰もいない。

子供達の喜ぶ笑顔は、私達も嬉しいし、楽しい。

帰りは、里山に入り、細い山道を通る。時折、大きな木の梢を風がゴゴゴ――と大きく揺すって行く。子供達は、キャーキャーと賑やか。





帰りは、駅で、全員がトイレを使い、観光バスに乗り、都心に帰って行った。

もう、座ったら、眠くてトロントしている子もいる。でも、皆、大きく手を振って、私達も、バスが見えなくなるまで手を振る。

その後、駅の喫茶店でお茶にした。

楽しかった。



番外写真










コメント
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