シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

魔法使いサリーに出てます

2007-08-09 23:41:08 | Weblog
viva jijiさんのお宅で「トランスフォーマー」へのコメントを書かせていただいた中に「トン吉チン平カン太」という単語を用いました。

ただ「トンチンカン」の意味なのですが・・

これはご存知「魔法使いサリー」に出てくる、よし子ちゃんの3つ子の弟トン吉チン平カン太のことですね。

よし子ちゃんは「こら~あんたたち~~おやつあげないわよ~~」などで知られるサブキャラ。正式名称は花村よし子。

お父ちゃんであるタクシー運転手、よし子ちゃん、弟3人、すべて輪郭とパーツは同じで、ヘアスタイルの違いのみです。そして、こうしたアニメによくある現象として、365日ほぼ同じ服装でした。

いまだに謎のままですが、3つ子が路上でこたつに入ったまま、悪巧みをするシーンがあって・・

道路でこたつ???

誰かに解いてほしい謎だけど、ハリー・ポッターにもコロンボにも無理でしょう。

「魔法使いサリー」は再放送のたびに見ていたな。
ポロンだけはキャラとしてキライだったけど(すぐベタベタ泣くから)・・

「まはりくまはりた~~!!」






今だから言う~~~オレはゲイだ~~~!「あの頃ペニーレインと」

2007-08-09 21:37:45 | Weblog
相方がレンタル&予備知識ゼロ・シリーズ第二弾(第一弾は「ハイ・フィデリティ」)

2000年キャメロン・クロウ監督作「あの頃ペニーレインと」

頭脳優秀な15歳の少年がロックの批評を書き、認められたことから、人気上昇中のロックバンドのツアーに同行することになって・・

バンド側は「批評家は天敵」とけん制するが、この坊やがなかなか素直でかわいいので、「仲間のようなそうでないような」不思議な関係になる。

ミュージシャン、特にロック系の方々は女の子にモテモテ。
もてるために音楽やるやつもいますしね。

昔、一時期ミュージシャンの彼女をやっていた女友達が「ミュージシャンの彼女は忍のひとこと」と言ってたな。ミュージシャンの彼女同士、「がんばろね~」と励ましあっていたのだそうだ。(でもすぐ他の女ができちゃった)

まあね~~大変だよ、いっつも女の子がまわりをぐるぐる、男が誘惑に勝てるわけないよね。

本作にもいわゆるグルーピーが出てくる。ケイト・ハドソン演じる「ペニーレイン」は自らを「私たちグルーピーじゃないのよ、寝ることが目的じゃないの、私たちはバンドエイドなのよ、バンドを助けるのよ、音楽にインスピレーションを与えるの」と誇らしげに話す。

でもさ、哀しいのよね、つきあっていたギタリストの彼はニューヨーク・ツアーの前にあっさり彼女をほかってしまう。だって本命彼女がニューヨークに来るからね。

「私、別れるのが苦手なの」と薬を飲む彼女。

あんなにかわいく、セクシーで、たっくさんの男にモテモテだったのに。
本気で惚れた男に去られるのはつらい・・


この映画、かなり好きです、淡々としているけど切なくて。
あとからあとから出てくるミュージシャンが皆ごひいきだったし。

タイトルのセリフは、売れっ子になってきたバンドがバス・ツアーをやめ飛行機での移動に切り替えるんだけど、途中雷雲に入ってしまい、強烈な揺れになるシーン。

人生最後だ~~~!と誰もが思い、「ええいい!!この際じゃ~~」とばかりに激白激白!「おれはあいつとやっちまった」「ええ??でもおれもあいつとやっちまった」「そんなこと言うなら、おれもあいつとやったど~~」

そして、最後がドラマーのこのセリフ。
次の瞬間、揺れはおさまり、雷雲をぬけてしまう。
なんつ~バツの悪さ。

このころはミュージシャンの間でも、ゲイは一般的ではなかったのだろ~ね

あなたなら人生最後の時、何を叫んでおきますか?