シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

またひとり・・

2007-08-01 22:15:36 | Weblog
ベルイマン監督につづき、アントニオーニ監督死去の報に接し、私たちが若かったころに大監督だった方のほとんどが亡くなってしまったことに愕然

アントニオーニは「さすらいの二人」(以前記事でアップ)を2番館二本立てで鑑賞。尻が痛かったぜ!

マリア・シュナイダーが大好きだったし、何かすごく大人の映画らしいってことで見に行ったのよね。確か早稲田松竹だったかな~

でも正直大学生くらいの年齢で見ても、よ~わからず、でも当時はわかったプリテンダーズ(ふり)。
「よかった、よかった」と思いたい、あの退廃をわかったと思いたい。

感覚的には好きでした。もう一度見るべき映画なのかも。

アントニオーニ映画の常連女優にモニカ・ヴィッティがいましたが、しばらく彼の恋人だったと記憶しています。

モニカはとても知的な女性で、しかもすごいこだわりがあった。インタビューの時などは鼻が若干曲がっているほうからは徹底して撮らせなかったそうだ。

愛の不毛シリーズを生み出したアントニオーニ、そんなに空しかったのか・・
天才は孤独である。