今日は69年のフランス映画「野生の少年」フランソワ・トリュフォー監督作。
公開当時にみゆき座で鑑賞。
結構ヒットしたんじゃないかな。こういう小作品がヒットしていた時代ですね。
一時期、まったく奮わなくなった小作品だけど、今はミニシアターなんかでがんばっているらしい。
この映画は実話がベース。「アヴァロンの野生児」と呼ばれ、フランス中部で発見された少年は、おそらく小さいときに捨てられ、森で獣の子供として育ったらしい。本当にいたんですね、こういう人。
13歳くらいで発見され、まったく言葉を話せないので白雉扱いされていたところをひとりの学者に拾われ、人間としての文明を教わることになる。
言葉どころか、よつんばい状態だし、服も着ないし・・
まさに「野生の少年」
この少年を演じる少年の演技がものすごく自然で、「本物?」とか思うくらいだ。
学者先生は監督のトリュフォーが演じている。
根気強く接する先生。この姿を見たスピルバーグが後年、「未知との遭遇」でトリュフォーを学者役へと熱望するきっかけとなった作品でもある。
少しずつ、環境に慣れてきた少年だが、ある日「脱走」、森に帰ってしまう。
しかし、そこの環境にももはや順応できなくなっていた少年は、すごすごと学者の家に戻ってくる。ラスト、階段を上がっていく少年に学者は「明日も勉強しよう」と言う。
振り返り学者を見る少年。確かあまり表情はなかったような・・
白黒だけど、鮮烈で美しいすごい映画。
でもね~本当に人間の文明をトレーニングされることが幸せなのかな?と今になってみると、いささか疑問。
発見されなければ、森で野生の生き物としてそれなりの人生を生きていたわけで・・
まあ、見つかった以上は、人間として振舞えるようにならなきゃいけないのかね?
そのへんはよくわかりませんね~~
公開当時にみゆき座で鑑賞。
結構ヒットしたんじゃないかな。こういう小作品がヒットしていた時代ですね。
一時期、まったく奮わなくなった小作品だけど、今はミニシアターなんかでがんばっているらしい。
この映画は実話がベース。「アヴァロンの野生児」と呼ばれ、フランス中部で発見された少年は、おそらく小さいときに捨てられ、森で獣の子供として育ったらしい。本当にいたんですね、こういう人。
13歳くらいで発見され、まったく言葉を話せないので白雉扱いされていたところをひとりの学者に拾われ、人間としての文明を教わることになる。
言葉どころか、よつんばい状態だし、服も着ないし・・
まさに「野生の少年」
この少年を演じる少年の演技がものすごく自然で、「本物?」とか思うくらいだ。
学者先生は監督のトリュフォーが演じている。
根気強く接する先生。この姿を見たスピルバーグが後年、「未知との遭遇」でトリュフォーを学者役へと熱望するきっかけとなった作品でもある。
少しずつ、環境に慣れてきた少年だが、ある日「脱走」、森に帰ってしまう。
しかし、そこの環境にももはや順応できなくなっていた少年は、すごすごと学者の家に戻ってくる。ラスト、階段を上がっていく少年に学者は「明日も勉強しよう」と言う。
振り返り学者を見る少年。確かあまり表情はなかったような・・
白黒だけど、鮮烈で美しいすごい映画。
でもね~本当に人間の文明をトレーニングされることが幸せなのかな?と今になってみると、いささか疑問。
発見されなければ、森で野生の生き物としてそれなりの人生を生きていたわけで・・
まあ、見つかった以上は、人間として振舞えるようにならなきゃいけないのかね?
そのへんはよくわかりませんね~~