シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

男泣き映画「グラディエーター」・・でもラッセル・クロウの隠された真実の姿とは

2005-03-19 21:47:58 | Weblog
今日の1本は「グラディエーター」2000年リドリー・スコット監督作。
多くのアカデミー賞を受賞したいわゆる力作だ。

古代ローマの時代、コロシアムで人と人が殺しあうのを観衆が見に来る時代。今も格闘技は存在するけど、このコロシアムで行われるのはまさに本気の「殺し合い」
それが娯楽だったんだよね。

昔は断頭台での死刑やなんかも大衆は見に行っていたわけで、そこでカタルシスを発散させていたんだろうからすごいもんだ。首がゴロってなっちゃうのを見に行くんだから、感覚が違うね。

主人公のラッセル・クロウ演じる軍人は武芸にも秀で、人望も厚く、国王からは次期後継者として期待されている。彼には愛する妻とひとり息子がいる。

しかし、次の国王の座を狙う王の血縁の男から罠にはめられ、家族は焼き殺され、彼自身も囚人扱い、コロシアムでの「グラディエーター」として生きることを強いられる。

まさに現代版「ベン・ハー」

CGも使っているけど、生身の人間もちゃんと動いているのでさほど気にならない。
ラスト、ラッセル・クロウはコロシアムでの激しい戦いの後、息絶える。
「彼をかつぎたい者は前へ」と言ったとき、次々に男たちが彼の遺体のまわりに集まり敬意をこめて彼を運び出すシーンはやはり涙してしまう。

この映画、どうもうちの相方の涙腺を刺激するようで、「ツ~~~~」と涙がつたっておりました。相方が泣いたのは、この映画と「ブレイブ・ハート」

きっちり共通点がありますね。

本当にいわゆる力作で、すべてのバランスよく結構なお手前です。
でも私はどうしてもラッセル・クロウがタイプではないので、その分、点がからくなる。
彼って湯船に入ると油が浮きそうなんだもの。
ハリウッドではすごくもてるらしいんだよね~
あのメグ・ライアンも惚れちまったらしい、すぐ別れたけど。

彼ってすごい口臭なんだって・・最新作で共演した女優が監督に「彼の口臭なんとかして!!」とガムとか歯磨き粉とか用意したんだって。でもラッセル・クロウはこれに反発。
絶対そんなもの使わないぜ!と主張。結局その女優はラッセルとのキス・シーンを拒否。
そのシーンはスタントによる吹き替えになったらしい。
やだね~~~







映画が好きな理由・・

2005-03-19 00:38:53 | Weblog
母親が映画が好きだったからか、割と小さなころから映画に連れていってもらった。
毎週金曜に世田谷の国立小児病院に通わなければならなかったので、それもあって帰りに気分転換に渋谷の映画館に連れていってもらったのだ。

「カスター将軍」「荒野の7人」結構西部劇を見ている。

小学生のくせに、小難しい映画見ているな・・

映画館の匂いって独特。それが好きなのかもしれない。

一時期20代中盤にはあまり映画館に足を運ぶことがなくなった。
すごく久しぶりに見に行ったのは2本立て「キャット・ピープル」と「ポルター・ガイスト」だった。あんまりの怖さに(今見たら、どうってことないと思うけど)肉体的な衝撃を感じたのを覚えている。

映画ってでかいスクリーンで見るとすごいな~と再確認したかな。

友達と15人くらいで「ET」見に行って全員号泣したりもした。お祭りみたいで楽しかった。

スピルバーグがハリウッドの主流のひとつになって以来、映画はスピーディーになった。
気をつけていないと早すぎてストーリーもわからないくらい。
一昔前の映画を見ると(特にヨーロッパ映画)すごくかったるく感じるのは、この手のスピードに慣らされているからなんだろうな。
これから映画はどんな世界を見せてくれるのかな~

CGも楽しいけど、今の「スター・ウォーズ」シリーズになると「今、このスクリーンに映っているもので実在のものってないよね」と思った瞬間しらけてしまう。アナログな前のシリーズのほうがず~っと好きだ。

技術が進化することは楽しくもある。「ジュラシック・パーク」の1が作られた当時は恐竜が水中で動くシーンが難しかったため原作にあった面白いシーンも映像化できないなんてこともあったけど、「ジュラシック・パーク3」では見事に映像化されとりました。

ものすごい進化をとげるテクノロジー、でもそれだけではない何かを観客は見たい。
だって、大昔の白黒「ゴジラ」第一作目や白黒「キングコング」は素晴らしいし、立派に怖いもの。

それにしても、今技術が進んで、昔の原作物、漫画などを実写で撮ったものが多いですが、逆効果もありますね。未見ですが「鉄人28号」などはでしょうね。

どなたか見た方、コメントしてね~