世の中には、ムカついている人が少なくない。
不満をかかえ、そのイラつきを解消するために、時には攻撃的あるいは見下したような言葉を使う。
だけど、そういった言葉を使っても、問題が解消され、より居心地のよい環境が整えられるわけではない。
いつまでたってもネガティブな感情を抱いて楽しくない日々をすごしている人は、どうすれば環境を変えることができるのか、まずは状況を分析することからはじめればいい。
分析力があまりなくても、世の中の仕組みを誠実に観察していれば見えてくることも多い。
なぜ自分が不満を感じるのか、自分の価値観について振り返ることもできるだろう。
しかし、残念ながら、60代や70代に限らず、20代や30代であっても自分の価値観が硬直化してしまっている人も多い。
自分が若いときに受容した価値判断基準を客観的に眺められず、多様な価値観が混沌としている世界の構造を認識することもできない。些末なことに一喜一憂し、問題は解決せず、眉をひそめたりため息をついたり声を荒げたりして堂々巡りを続けている。
右派でも左派でも、保守でも革新でも、自分の価値観というひとつの枠組みを絶対視するような人は、似たような思考パターンに陥りがちだ。
攻撃的なヘイトスピーチをする人も、ヘイトスピーチを暴力的に攻撃する人も、性質が似ている。
アマゾンのレビューを見ると、さまざまな立場のコメントが目につく。
冷静に分析をしているレビューは比較的高く評価され、荒っぽい言葉で否定するレビューは評価が低いことが多いのは興味深い。
世の中は、マイナスイメージのレッテルを貼り付けて否定しようとする人よりも、物事の構造をありのままに把握しようとする人が増えているのではないかと感じる。
たとえば、元駐韓大使の書いた、『韓国人に生まれなくてよかった』という本がある。昨年だったか、ベストセラーになっていたと思う。
書名にぎょっとするが、内容は意外に分析的。簡単にヘイトだと否定できるものではない。
この本が、知性の感じられない憎悪表現にあふれていると言うのであれば、どの部分がどういった観点から憎悪表現だと認識されるのかきちんと指摘し、その認識を他の人に共有してもらう必要があるだろう。
そでなければ、一方的なヘイト呼ばわりこそがヘイトスピーチだと思われてしまうかもしれない。
(丁寧な言葉で事実を指摘し、状況を分析しても、それを不愉快に感じる人が「喧嘩を売っているのか」と暴力的に迫ってくる場合もある。そういった、言論を封じ込めようとする動きにはきちんと「それこそヘイトだよ」と指摘してあげたほうがいい)
「民族主義や国家主義の否定」「周辺国との友好優先」「資本主義体制の否定」などといった価値観を重視する人にとっては、元駐韓大使の言説は受け入れがたいものだろう。身の毛のよだつものかもしれない。
だが、なぜ自分がそのように感じるのか冷静に分析してこそ、ストレスを減らし知的に成長することができるのではないだろうか。
下記のレビューを見ると、安易なネガティブイメージを貼り付けようとする言葉が多い。
右派左派限らず、このような表現をする人のレビューの評価が低いことは、言論空間の成熟を示しているのかもしれない。
> ネトウヨ張りの中国観
> ネトウヨ本のレベル
> ポピュリズムの申し子・三浦氏
> インチキ政権
> 中身は少しはまともなことがあると思いきや、ただのヘイト本であった
Amazonのレビュー(くまちゃん)
https://www.amazon.co.jp/gp/profile/amzn1.account.AEZBZEIOYSA2KMZW5JT55PZFV6CQ/ref=cm_cr_dp_d_gw_tr?ie=UTF8
不満をかかえ、そのイラつきを解消するために、時には攻撃的あるいは見下したような言葉を使う。
だけど、そういった言葉を使っても、問題が解消され、より居心地のよい環境が整えられるわけではない。
いつまでたってもネガティブな感情を抱いて楽しくない日々をすごしている人は、どうすれば環境を変えることができるのか、まずは状況を分析することからはじめればいい。
分析力があまりなくても、世の中の仕組みを誠実に観察していれば見えてくることも多い。
なぜ自分が不満を感じるのか、自分の価値観について振り返ることもできるだろう。
しかし、残念ながら、60代や70代に限らず、20代や30代であっても自分の価値観が硬直化してしまっている人も多い。
自分が若いときに受容した価値判断基準を客観的に眺められず、多様な価値観が混沌としている世界の構造を認識することもできない。些末なことに一喜一憂し、問題は解決せず、眉をひそめたりため息をついたり声を荒げたりして堂々巡りを続けている。
右派でも左派でも、保守でも革新でも、自分の価値観というひとつの枠組みを絶対視するような人は、似たような思考パターンに陥りがちだ。
攻撃的なヘイトスピーチをする人も、ヘイトスピーチを暴力的に攻撃する人も、性質が似ている。
アマゾンのレビューを見ると、さまざまな立場のコメントが目につく。
冷静に分析をしているレビューは比較的高く評価され、荒っぽい言葉で否定するレビューは評価が低いことが多いのは興味深い。
世の中は、マイナスイメージのレッテルを貼り付けて否定しようとする人よりも、物事の構造をありのままに把握しようとする人が増えているのではないかと感じる。
たとえば、元駐韓大使の書いた、『韓国人に生まれなくてよかった』という本がある。昨年だったか、ベストセラーになっていたと思う。
書名にぎょっとするが、内容は意外に分析的。簡単にヘイトだと否定できるものではない。
この本が、知性の感じられない憎悪表現にあふれていると言うのであれば、どの部分がどういった観点から憎悪表現だと認識されるのかきちんと指摘し、その認識を他の人に共有してもらう必要があるだろう。
そでなければ、一方的なヘイト呼ばわりこそがヘイトスピーチだと思われてしまうかもしれない。
(丁寧な言葉で事実を指摘し、状況を分析しても、それを不愉快に感じる人が「喧嘩を売っているのか」と暴力的に迫ってくる場合もある。そういった、言論を封じ込めようとする動きにはきちんと「それこそヘイトだよ」と指摘してあげたほうがいい)
「民族主義や国家主義の否定」「周辺国との友好優先」「資本主義体制の否定」などといった価値観を重視する人にとっては、元駐韓大使の言説は受け入れがたいものだろう。身の毛のよだつものかもしれない。
だが、なぜ自分がそのように感じるのか冷静に分析してこそ、ストレスを減らし知的に成長することができるのではないだろうか。
下記のレビューを見ると、安易なネガティブイメージを貼り付けようとする言葉が多い。
右派左派限らず、このような表現をする人のレビューの評価が低いことは、言論空間の成熟を示しているのかもしれない。
> ネトウヨ張りの中国観
> ネトウヨ本のレベル
> ポピュリズムの申し子・三浦氏
> インチキ政権
> 中身は少しはまともなことがあると思いきや、ただのヘイト本であった
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