波打ち際の考察

思ったこと感じたことのメモです。
コメント欄はほとんど見ていないので御用のある方はメールでご連絡を。
波屋山人

ナイトハイク in 大山

2017-04-21 23:32:03 | Weblog
2月に、1年ぶりにフルマラソンを走った。
2~3か月の練習だったけど、3時間15分で完走。
去年の東京マラソンより10分くらいはタイムを縮めた。

まじめに半年も練習すれば2時間台で走れるだろうけど、そこまでやるつもりはない。体によくなさそうだし。

最近はジョギングコースを走るのに飽きてきたので、山を走るトレイルランニングに興味がある。
自然の中を走るのは何だか気分転換になりそうだ。
小さなリュックやトレイルラン用のシューズなど、最低限の装備は用意した。

まずは大山でも走ってみたいと考えた。
ある日帰宅してからピンポイント天気予報を確認すると、伊勢原市は夜の間ずっと曇り空の様子。
ついに思い立って、4/7(金)、新宿駅から小田原行きの最終電車(小田急)に乗った。

かなり混んでいたけどなんとか座って1時間余り。伊勢原までたどりついた。
途中でちょっと電車が遅れた影響もあり、0時45分くらいの到着。

駅前のコンビニで小さな缶に入ったスパークリングワインや吟醸酒を購入。
おにぎりやマシュマロも買った。
早足で郊外に行くと、だんだん山間部に入ってくる。
曇り空だけど、山の稜線が見えるのは、街の明かりを反射した雲が明るいせいだろう。
ちょうど桜の花が美しい。

途中、追い越していった救急車が止まったと思ったら、民家の軒先にスーツ姿のサラリーマンが寝込んでいた。ただの酔っ払いならいいが、大丈夫だろうか。

さらに進んで行くと山間部に入っていく。小雨が降ってきたのでフードをかぶったけど、それだと耐えられないくらい降ってきたのでついに傘を差した。

幸いなことに、山間部の細い道でも街灯があるので、あまりライトを使う必要はない。
山の中で急に「ギャン!」と鳴き声がしたかと思ったら2頭の鹿が逃げて行った。
まだ沢の近くには3頭くらいの鹿がたたずんでいる。山の中にいることを実感。

山道をずんずん進んで行き、大山寺で雨宿りしてから深夜4時には阿夫利神社に到達。標高差650m、10キロ弱といったところだろうか。
誰もいない中、遠くは雨にけぶり、何も見えない。俳句も詩も浮かんでこない。さっさと下ることに。
急な石段のところですべらないように気を付けながら下山。途中からはちょっと走ったりもして、6時半すぎには伊勢原駅着。
7時前の急行に乗って帰った。

急な旅だったけど、鹿が出てきたり、曇りの予定だったけど山に入ると雨が降ってきたり(さすが雨乞い信仰がある神社!)、ときどきこのようなことがある。


1998年頃だろうか、営業が終わってふと山の中を車で移動し、天川神社のあたりまで行った。ちょうどお祭りの前日だったけど、1部屋だけ空いていたのでそこに泊まった。出雲神社系の女性行者さんと話をしたり、柿坂宮司を手伝って太鼓を移動させたり、なかなかいい経験をした。
行者さんは、「ふらっと来るというのは、呼ばれているのだ」というようなことを言っていた。今回、大山にも呼ばれたのかもしれない。
さて、次はどこの山が呼んでくれるだろう。海でもいいけど。


<追記>
5/26(金)、夜中から曇り・晴天の予報だったので、急遽大山に行ってみることにした。
伊勢原市に深夜0時前に着き、コンビニでパンなどを買ってから山へ。
前回と同じく、山に行くにしたがって雨が降ってきた。来る前にピンポイント天気予報を見て、雨が降らないことを確認していたのに。
2時半頃に阿夫利神社に着いた頃にはかなりの雨。神様に歓迎されているのだろうか。
帰り道、大山寺を過ぎたあたりの石段で足を踏み外してしまった。
傘は裏返り、腰を打ち、右手の手首をすりむいてしまい、なんとか立ち上がったけどしばらく動けなかった。
4時半に伊勢原駅に戻り、5時13分の始発で帰った。
気のせいか、長い間悩まされている腰痛が、軽くなっている。体を前に倒そうとすると腰に違和感があったけど、あまり感じなくなった。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする