ダイヤモンドオンラインに興味深い情報が載っていた。
日本の高齢者は働いている率が高いというのだ。
元資料らしきデータを見ると、日本人男性の60~64歳男性の76.5%が、働いているらしい。
65~69歳でも49.4%。
そんなに働いているのか。
70~74歳でも30.0%。女性は同何代の男性の半分強程度。
フランスやイタリアでは、もっと気楽。
55~59歳の男性の3分の1はもう働いていない。
・第2-11表 性別・年齢階級別人口・労働力人口・労働力率(2009年)
http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2011/02/p067-075_t2-11.pdf
若年人口が減少し続ける日本社会では、高齢者が働かないと世の中が回っていかないのだろうか。
そうしたら、ぼくはいつまで働き続けないといけないのだろう。
70歳? それはきついなー。
身体が動くうちに世界中の見たことがないものを見に行きたい。
電通が先月発表した調査結果では、65歳時点では83%が、70歳時点では26%が働いていることを希望している。
働くのが好きなのだろうか。
手持ちの資金に不安があるのだろうか。
ほかにしたいことはないのかな。
・電通ニュースリリース(2011.07.14)
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2011/pdf/2011082-0714.pdf
樋口教授の分析は興味深い。
http://diamond.jp/articles/-/13413?page=4
■なぜ震災後も新卒採用は衰えなかったか 団塊世代の大量引退で到来する「2012年問題」 の深刻 ――慶應義塾大学商学部・樋口美雄教授 (2011.08.02)
OECDの国際比較調査によると、日本における60~64歳男性の労働力率(人口に占める労働力人口の割合)は非常に高く、約7割の人々が働いていることがわかる。それに対して、フランスの労働力率は約20%、ドイツに関しても約40%に過ぎない。
こうした日本の高い高年齢者就業率に対して、働くこと以外に遊びを知らないからだ、と文化的な側面を指摘する人がいるが、私はそれだけが理由ではないと考えている。実際、フランスやドイツは以前から労働力率が低かったわけではなく、実は1960年代における高齢者就業率は70~80%で、日・仏・独間でそれほど大きな差はなかった。
(以下略)
今後、日本では65~69歳の人も労働人口にカウントされるようになる可能性がある。
もしかしたら、20年もたたないうちに日本国民の平均年齢は50歳代に突入し、
50歳女子会が各地に生まれ、60歳以上のロッカーが各地のフェスを席巻し、
60代になった織田裕二や鈴木保奈美が40年ぶりに恋愛ドラマ(東京エルダリーラブストーリー)を演じ、エル(エルダリーの略)がトレンディな高齢者をあらわす流行語になり、
70歳を前に退職後の生活を楽しみにする人が増え、
80代の日本人女性が大挙してフル介護対応の海外旅行を楽しむ、
というような時代が来るかもしれない。
それにしても、70歳まで過酷な条件下で働くのはきついなぁ。
50歳まで我慢をしてもいいけど、50歳以降は好きなことだけやって動きたい。
50歳で隠居して、73歳で亡くなるまで好きなことして過ごしていた伊能忠敬のように。
日本の高齢者は働いている率が高いというのだ。
元資料らしきデータを見ると、日本人男性の60~64歳男性の76.5%が、働いているらしい。
65~69歳でも49.4%。
そんなに働いているのか。
70~74歳でも30.0%。女性は同何代の男性の半分強程度。
フランスやイタリアでは、もっと気楽。
55~59歳の男性の3分の1はもう働いていない。
・第2-11表 性別・年齢階級別人口・労働力人口・労働力率(2009年)
http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2011/02/p067-075_t2-11.pdf
若年人口が減少し続ける日本社会では、高齢者が働かないと世の中が回っていかないのだろうか。
そうしたら、ぼくはいつまで働き続けないといけないのだろう。
70歳? それはきついなー。
身体が動くうちに世界中の見たことがないものを見に行きたい。
電通が先月発表した調査結果では、65歳時点では83%が、70歳時点では26%が働いていることを希望している。
働くのが好きなのだろうか。
手持ちの資金に不安があるのだろうか。
ほかにしたいことはないのかな。
・電通ニュースリリース(2011.07.14)
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2011/pdf/2011082-0714.pdf
樋口教授の分析は興味深い。
http://diamond.jp/articles/-/13413?page=4
■なぜ震災後も新卒採用は衰えなかったか 団塊世代の大量引退で到来する「2012年問題」 の深刻 ――慶應義塾大学商学部・樋口美雄教授 (2011.08.02)
OECDの国際比較調査によると、日本における60~64歳男性の労働力率(人口に占める労働力人口の割合)は非常に高く、約7割の人々が働いていることがわかる。それに対して、フランスの労働力率は約20%、ドイツに関しても約40%に過ぎない。
こうした日本の高い高年齢者就業率に対して、働くこと以外に遊びを知らないからだ、と文化的な側面を指摘する人がいるが、私はそれだけが理由ではないと考えている。実際、フランスやドイツは以前から労働力率が低かったわけではなく、実は1960年代における高齢者就業率は70~80%で、日・仏・独間でそれほど大きな差はなかった。
(以下略)
今後、日本では65~69歳の人も労働人口にカウントされるようになる可能性がある。
もしかしたら、20年もたたないうちに日本国民の平均年齢は50歳代に突入し、
50歳女子会が各地に生まれ、60歳以上のロッカーが各地のフェスを席巻し、
60代になった織田裕二や鈴木保奈美が40年ぶりに恋愛ドラマ(東京エルダリーラブストーリー)を演じ、エル(エルダリーの略)がトレンディな高齢者をあらわす流行語になり、
70歳を前に退職後の生活を楽しみにする人が増え、
80代の日本人女性が大挙してフル介護対応の海外旅行を楽しむ、
というような時代が来るかもしれない。
それにしても、70歳まで過酷な条件下で働くのはきついなぁ。
50歳まで我慢をしてもいいけど、50歳以降は好きなことだけやって動きたい。
50歳で隠居して、73歳で亡くなるまで好きなことして過ごしていた伊能忠敬のように。