波打ち際の考察

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波屋山人

ジャンボジェットは軽い

2009-05-26 22:59:51 | Weblog
空を飛ぶジャンボジェットを見て、「あんな鉄のかたまりが空を飛ぶなんて信じられない」と嘆息する人もいる。
飛行機嫌いと伝えられる共和国の金正日総書記も、飛行機が空を飛ぶということが信じられないのかもしれない。

だけど、恐れることはない。
一見重そうに見えるジャンボジェットは、本当はとても軽いのだ。空を飛んで当然なのだ。

計算してみれば、イメージがつかみやすい。
467人も乗れる巨大なボーイング747(B747-8)の最大離陸重量は440トン。
サイズは、全長76.4m、全幅68.5m、全高19.5m。

300分の1の模型を作ると、
全長25.47cm、全幅22.83cm、全高6.5cm。
一辺の長さを300分の1にすると、体積は300の3乗で2700万分の1になる。

最大440トンのボーイング747を300分の1の模型にすると、16.3gにしかならない。
ちょうど、私の手元にあるA4サイズの封筒(角2型)の重さが、そのくらいだ。

ジャンボジェットは、その大きさの割に、非常に軽いのだ。
もちろん、主成分は鉄や紙ではなくて、丈夫で軽いカーボンやグラスファイバー。
強度も問題ない。

精巧な300分の1サイズの模型(16.3g以下)があれば、紙飛行機のように滑空させることができるのではないだろうか。
だから、ジャンボジェットが空を飛ぶのは当然なのだ。
共和国の総書記にも、安心してジャンボジェットからの景色を楽しんでもらえればと思う。
熱帯の海上で盛り上がる真っ白な積乱雲や、一面の雲海に沈む夕日は実に美しい。


(何か大幅に計算をまちがえていたらごめんなさい。数字に弱いもので)


コメント
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