波打ち際の考察

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波屋山人

東京都が外国語メニュー作成サイト

2009-05-12 21:19:24 | Weblog
東南アジアを旅していると、田舎町のレストランでも英語表記のメニューを出されることが多い。
英語のメニューがない店は、地元の人ばかり。

観光客に対応している店のほうがちょっと高い気もするけど、アルファベットを使っているベトナムならまだしも、タイやカンボジアの文字はまったく読めないから、英語メニューはありがたい。

日本でも外国語のメニューがもっと増えれば、外国人が助かるだろうな、と思っていた。
江戸川橋の焼きトン「みつぼ」で外国人もモツの刺身を食べればいいし、
九段下の「斑鳩」で日本最高クラスのラーメンを楽しめばいい。
歌舞伎町の「ぶんご商店」に行ってリーズナブルで新鮮な魚を味わってもいい。


だけど、日本の飲食店の多くは日本語ばかり。
そんな表示だと外国人には読めない。何を注文していいか不安になる。
せっかく日本にはおいしいものが多いっていうのに。

以前、翻訳会社の友人に、「飲食店や旅館などに営業して、英語メニューや中国語メニューの作成更新を行えないだろうか」と言ったことがある。

しかーし、すでに東京都が、ベンチャー企業のようにすばらしいサービスを作っていましたね。

・東京都外国語メニュー作成支援WEBサイト
http://menu-tokyo.jp/

これを使えば自力で簡単に英語メニューを作ることができる。
このシステムを活用すれば、外国のレストランに日本語メニューを置くことも簡単になるかもしれませんね。


フジサンケイビジネスアイでの紹介記事は下記の通り。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200905120020a.nwc東京都が外国語メニュー作成サイト 
訪日客の“和食観光”後押し
2009/5/12 フジサンケイビジネスアイ
外国人観光客に日本の食を楽しんでもらおうと、東京都は11日までに、飲食店がパソコンで英語、韓国語、中国語(繁体字と簡体字)のメニューを簡単に作ることができるインターネットのサイトを開設した。
 アクセスして自分の店で出しているメニューを選び、案内に従ってクリックするだけで、外国語のメニューを作成、印刷できる。登録されているメニューは、すしの「にぎり」はネタなどによって92種類、そばは「とろろそば」など49種類とほとんど網羅。
 アレルギーや宗教上の理由で口にできない食材が使われているかどうかが分かるよう、シンボルマークで表示することも可能だ。サイトには、料理名や使っている食材、産地など言語ごとに2560の単語が登録されているという。
 ここ数年、訪日外国人観光客のうち6割近くが都内を訪問。都は7月から都内の飲食店を対象に、サイトを使ってメニューを作成する研修を無料で開催する。2009年度中にフランス語とドイツ語も追加する予定。
 外国語メニューの作成システムはほかにもあるが、都は「これほど内容が充実しているものは初めてではないか」としている。サイトのアドレスはhttp://menu-tokyo.jp/





コメント (1)
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