黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

日記

2010-06-30 22:27:54 | 書籍・読書

週末に娘といった公営プールの帰りに、近くのまちかど図書館で借りたのは、魚柄仁之助一年間10万円つくる、食べるもてなす 365日全記録魚柄さんの著作も随分の数になり、講演や印税もそこそこあるだろうし、連れ合いの収入もそこそこあるはずなのに、どんどん食費は下がっていくというのが面白いですね。最初の本は「ひと月9000円の快適食生活」だったはずが、一年10万円だと一月8333円。
ただ安くするだけのケチケチ生活だと読んでいても、…まあそれなりに面白いかもしれないか…。この本は表題どおり一年間の食の記録ですが、安くするためには、旬のものを食べるのが一番のようですね。この本での6月30日は小さめの鯵を10匹200円で買って、三枚におろして塩をして冷蔵庫にしまい。その後酢をまわして、細切りきゅうりと海苔とわさびにごはんで醤油を付けてパクリ。酢飯にしなくとも、鯵の酢が利いてキュウリがさっぱり、わさびがほのかにつ~んと、のりで磯の香り、う~ん、うまそうだ。こんな話をその日に合わせて読んでみるというのはなかなか面白い。久しぶりに買って手元においておきたい本ですが、残念ながら絶版で中古しか手に入らないようです。ちょっぴり残念ながら、お金使わずに良かったか…。
このところ、日記の更新も途絶え気味なので、ひたすらその日に食べたことについて書くだけでも本になっているということで、私ももう少し頑張って更新してみましょう。

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一年間10万円つくる、食べる、もてなす365日全記録 (講談社SOPHIA BOOKS)
魚柄 仁之助
講談社


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意外なところで効果あり

2010-06-29 22:56:42 | オーディオ(小技)

梅雨前線の停滞のおかげで都内は熱帯夜だそうです。それにしても蒸し暑いですね。
このところあまりに暑いので機材のが少しだけ少ないアナログばかり聞いているというのは以前にも書いたとおりです。ところで我が家ではターンテーブルの電源ユニットの発熱がけっこう凄いんです。パソコン用の冷却ゲルシートをいつもはDACの上に置いていたのですが、何気にターンテーブルの電源ユニットの上においてみたら、久しぶりの激変。音への変化は全く期待していなかったので狐につままれた感じです。実際DACの上においていているのは音の変化を感じなかったから、多少の冷却効果があればという感じで放置していただけに、これは予想外の効果です。レコードを裏表聞くとゲルシートもひっくり返してちょっと放熱。
もう一枚追加して、交互に使って放熱効果を高めてみようか…。まあ音への効果は熱よりゲルによる振動の変化かなあとおもってますが、どうなんでしょうね。
さあ、今日はこれからアツイ試合を期待しましょう。

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戻すのはいつ

2010-06-28 00:00:43 | CDケース

CDケースを薄型のものに入れ替えて省スペース化を図っていることについては以前にも何度か書いていますね転居後、ソフトの購入量が減り、これまでの家にあった在庫でしのいできましたが、久しぶりに新宿に出たついでにディスクユニオンに立ち寄ってフラッシュ・ディスク・ランチの薄型ケースを購入してきました。なんだかんだで入手し易いこともあり、フラッシュ・ディスク・ランチが我が家の薄型ケースの定番に落ち着いています。普通のケースで溜まっていたCDは30枚ほどです。薄型ケースに入れ替えながら音楽を聴いてますが、あまり一気にやると内職仕事でもしているかのような、いや~な気持ちになるので、一日5枚程度を地味に入れ替えるのが自分流です。
こうして入れ替えたディスクを再度手放したくなった時には、通常のCDケースにもどせるように、私の場合はプラケースを外した裏側にケースの色合いを鉛筆で薄く書き込んでいます。鉛筆で書き込めない印刷されたものは何も書かずとも透明なタイプとわかるので、代表的なクロ、グレー、白、ツヤ有り黒などをそれぞれ、ク、グ、シ、ツヤクなどと墨に小さく書き込んで薄型ケースにしまいます。
地味にこんなことをしていますが、これまで処分するためにケースに戻し直したためしはありません。
いつかこれを見ながら、ケースにもどす日が来るのでしょうかね。
ところで、中古CDでこの薄型ケースのまま、まとめて売られているのを時々見かけますが、これって売った人がそのまま戻さず売ったんでしょうか。もしくは持ち主はいなくなって処分されたのか…。


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シシテナオ

2010-06-27 07:57:09 | 書籍・読書

またまた、古いオーディオ本を読んでます。五味康裕氏との確執で有名な?高城 重躬 氏の「レコード音楽論」。世田谷の図書館に所蔵がありましたが、保存庫にしまわれていたようです。
もともとは五味氏は高城氏に傾倒し、アドバイスに従い自宅にコンクリートホーンを作りますがその後、ハンマーで叩き壊してしまうという逸話が有名で、その後ことあるごとに衝突を繰り返していたようです。
この本でも、原音再生の条件というところで、次のように書いています。

私はもう二十年、いやもっと以前から原音再生を目指してきた。ところが多くの人は原音再生というとレコードからナマさながらの音を求めることだと誤解しているらしい。だから某著述業者などバックハウスのレコードをかけても自分の家のピアノを子供が弾く音とはまるで違う、ピアノがナマさながらに再生できるなどウソだといっていた。まことに愚かな話である。

某著述業者というのが、五味氏を指しているのは間違いありません。しかも作家でも、文筆家、でも著作家でも著述家でもなく著述業者としているところに、憎悪がにじみ出ていますね。
確かにオーディオ巡礼に、自分の娘がベーゼンドルファーで弾く音とレコードの比較の記述がありましたが、そこで書かれていたのは、再生音のことというより音楽としての比較だったように思いますが、すでにオーディオ巡礼は返してしまい、再度借りる気にはならないので…まあ、いろんなところで書き争っていたようなので、娘のベーゼンドルファーの音を取り上げて、原音再生についての批判をしてないとも限りませんね。双方、鬼籍の人ではあるが、言い争いは保存庫や書棚で残り続けるわけですね。

池田圭著「音の夕映」のなかで、あるアームの形を引き合いにオーディオにおける傾倒に関して次のような記述がありました。

けれどもそのアームの形を最良と信じ、熱愛し、それを唯一最高のものと敢て信じて疑わない。そうなるともう それは悪い意味での信仰である。盲信である。もしこの形のトーン・アームをけなす人があると、その人を憎み、果ては呪いをかけるようになる。何らかの形で 復讐を謀る。
こうなるともうオーディオの世界の話では無い。恐ろしい話である。


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温度計

2010-06-26 07:33:57 | よもやま
普通の温度計を壁につけてますが、デジタルテスターの温度測定レンジは結構お役立ちです。壁掛けの温度計はリスニングポジションから見えるところには置きたくないので、テスターを身近に転がしておいて、必要に応じて電源入れて測定すれば良いですもんね。白ワインの冷え具合やアンプの天板の温度などいろいろ測定できて便利です。風邪の時には体温計…さすがに小数点以下がないので体温計には不向きですね。小数点以下の測定できるデジタルテスターを探してみようかなぁ…でも我が家にはすでにテスターが5個もあります。なんだかんだで測定好きです。騒音形や湿度計、照度形まで一体型になっているものもあるようですが…。
それにしても最近、蒸し暑いので機材のスイッチを入れるのを減らそうと、アナログ聞く日にはCD系統の電源を入れないようにしています。DAC、D/Dコンバータ、トランスポートとCDの系統は機材が多いのでこのところすっかりアナログばかり効いています。寒い時にはCDばかり聞いていて、アナログはこの冬ほとんど聞かなかったのに不思議なものですね。個人的には夏はやっぱりレコードですね。

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夢は、

2010-06-25 00:12:05 | 書籍・読書

以前にセルフビルド 家をつくる自由ホームワークシュバルの理想宮なんて本を読んで、いつかは家を自分で作れたら良いなぁと漠然と夢をもってました。
今回、読んだのは自分で我が家を作る本。作者の方のホームページもありますが、木造軸組工法でちゃんとした2階建ての木造屋を建てた経験にもとづく、正に自分で我が家を作る本です。
しかし、あまりにちゃんと作り方を解りやすく、現実的に書かれているので、思ったより簡単ですよといわれても、思って無かったほど大変そう。墨付けや刻みなど作業場所も必要ですし、改めて現実的に考えるととてもじゃないですができそうにありません。家の脇に自分のオーディオ小屋ぐらいを作るのが現実的な夢でしょうか。
さて、改めて、自分の日記を読み直してみて、郵便配達夫のシュバルが配達途中に石を積んで家を作り始めたのが43歳と書いてましたね。かつては43歳ってちょっと先のことだと思ってました。が、この夏に43歳です。やばいなあ、明日からでも石を積んで家を作り出さないと…しかし土地がないか。やはり理想宮はちょっと遠いか…。

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自分でわが家を作る本。
氏家 誠悟
山と溪谷社

音の夕映(後編)

2010-06-24 01:01:18 | 書籍・読書


池田圭著「音の夕映」の続きです。恵まれた家庭に育った彼は、一度も定職につかずひたすらオーディオと向き合う暮らしをしていたようで、うらやましい限りであります。

倖なことに先祖が残して置いて呉れたので現在のような鉄筋コンクリートの蔵を建てることができた。

彼は自分を金を稼ぐことのできない無能者としてなんどもかいているが、

幸いにして産のある家に生まれたので差し当たって会社に勤めるとか、商人になってより以上の蓄財などを僕は毛頭考えることなくきょうにいたった。

という具合に繰り返し恵まれた環境で育ったことを述べている。
しかし、定職につかずひたすらオーディオとして向き合うということは果たして幸せだったのか。
その苦悩はときどき見え隠れしている。

オーディオ装置を命とする僕にとって一ヶ所の気にかかるところがあるということは暮らしを暗くする。如何なる快楽も鬱々として楽しめない。飯は砂利を嚙むように不味い。
このような体でなければ酒も飲むのであろうが酔いに到らないであろう。気を紛らわす何物もない。納得のいくまで装置を改良する他はない。


オーディオにちょっと気になかるところがあるからといって、暮らしを暗くしてしまい、せっかく作った飯も、砂のように不味いといわれた日には、家人もたまったものでもないでしょうね。幸いわたしは酒を飲めばしっかりみっちり酔いに至り、気を紛らわすものに囲まれています…。
まずはオーディオよりやはり家庭を大事にしたいと思ってしまうので、オーディオを極めるというのはやはり私には無理だということがわかりました。

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音の夕映(前編)

2010-06-22 23:32:14 | 書籍・読書

先日の「オーディオ巡礼」に続いて、また古いオーディオに関する本を読んでいます。昭和54年発行、池田圭著「音の夕映」。この本は以前にも借りて読んだことがあり、いろいろと興味深いことが書いてあったなぁと漠とした印象があり、再度読み直したくなり探していました。古書でも探しているのですが、なかなか見つからず、いつも利用している図書館にも蔵書が無いため、足立区の図書館からの特別貸し出しです。神戸では兵庫県立図書館に蔵書がありました。なかなか入手困難ですが、なかなか面白い本です。

三つの時から蓄音機とレコードを楽しんで、一度も会社勤めをせず、聞かなかった日は数えるばかりという、オーディオが仕事という彼の文章は、五味康祐氏のそれとはまた違って意味で重々しいですね。五味氏の場合、他者との対比での自己の顕示のように思える節がありますが、池田氏の場合、ひたすら自分との反芻のように感じます。オーディオに対して五味氏とは違った厳しい側面を持ち合わせています。
五味氏の場合、オーディオはなんだかんだで、とても重要なものではありながら、やはり趣味であると思いますが、池田氏の場合はオーディオは金を稼ぐという意味ではなく、人生の生業としての仕事であったようです。

いずれにせよ僕などは昨日もオーディオ今日もオーディオ、日毎夜毎ハイファイ録・再を追求して休む暇も無い。
幽蘭前庭ニ生ジテ
薫風ノ来ルヲ待ツ
などという心境には全くなれない、いわゆる「趣味のオーディオ」の装置など聞いている暇は全く無い訳である。


またそろそろオーディオはそこそこに音楽を楽しもうなんて思っている私には耳の痛い話ですが、

所詮オーディオ装置とは音楽を聞くための手段・道具であるに過ぎないと改めて面と向かって言われると、そういう考え方ならば、何も僕にオーディオ装置を聞いてもらう必要はないのではないかと応えたくなる。レコードの内容が名曲の名演奏でありそれが聞く人の好みに合うならば、それはもう録音が悪かろうが、再生が拙かろうが良い音に聞こえるのは当然である。しかし僕などにはそれから先があって、そのいい音をよりいい音に聞こうというのが僕の仕事である。

そうした深みに自ら望んで進んでいったということなんでしょう。オーディオ道とでもいえる道を歩んでいかれたようです。

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空調を聴く

2010-06-21 22:34:52 | よもやま

昨年の夏に越してきたので、この家に来て二度目の夏です。去年は亜熱帯地方の関西からきたということもあり、その差からか少し涼しく感じてましたが、今年は既に暑い…。勾配のゆるいトタン屋根の2階の部屋は、昼間はとんでもなく、よるもその蓄熱からか暑いの何のって。さらに窓を一面ふさいで、さらにもう一面もお手製二重窓にしたおかげで防音性能と防寒仕様にはなりましたが、熱いの熱くないのって…。ちょっと前まで、ときどき音楽を止めて窓を開けて換気して涼んでましたが、もう一曲も我慢なら無いぐらい厚い。仕方無しにクーラーのお世話になるわけですが、このクーラーが結構うるさい。去年はさほど気にならなかったような気もするのですが…そういえば天井に取り付けたイボイボの調音材?をクーラーの真上にまでつけたので、そのため風切音で煩いのかと思って、写真のようにクーラーの真上を外してずらして付け直しました。ただ一個だけづらすというわけではなく全部をずらして付け直さないといけないため、結構な作業です。天井向きの作業は疲れるなあ…。で、何とか全部付け直して、さあとクーラーをつけたら、ちょっとだけマシになった気もしますが…やはり煩い…。音の静かなクーラーに付け替えるか…。静かで省エネで値段の安いクーラーは無いかなあ。もしくは設置場所を変えるか。シーリングファンってどうなんだろう…。
とはいえ、ケチなので新たに経費が発生することは避けたいところ、先ずはどのモードで風向きの設定をどうして、設定温度をどうすれば静かなのかクーラーの聴き比べ中です。

ちなみにネットで静かなクーラーを調べようと、検索すると…静音タイプのCPUクーラーばかり…。クーラーに静けさって少数派の意見…もしくは最近のものはすっかり静かになっているのかな…。

追記 クーラーの動作音ではこんなサイトを見つけました。
エアコントラブル相談室
買い替えの理由が難しいなあ…。

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終末

2010-06-20 21:46:52 | よもやま

昨日は同僚宅でワールドカップ観戦。ちょいと飲みすぎで…試合中はほとんど爆睡…目覚めたら、予想通りの結果でしたね。
今日は、週末の日課の娘と公営プールへ。ただちょっぴり酒が残ってつらいので私は泳がずにひたすら娘の相手。少しづつではありますが、上達しています。嬉しいもんです。
ただ学校のプールも始まったからか、えらい混雑してきました。まだ寒い時期の閑散としたプールが懐かしい。娘とポケモンのゲームをやるためにひと駅先のスーパーに行ったり、息子も連れて近所の定番の公園にいたり、ユッタリとした週末。
昨日呑み過ぎたので、今日は酒は止めておこうかと思いましたが、父の日ということで娘もお小遣いから少しお金を出してワインを買ってくれてました。嬉しいもんですね。
ということで祝杯。頑張れ日本…。
子供たち寝静まって、音楽聴きながらチビチビやろうと思って、部屋に篭ってプリアンプのスイッチを入れようとしたら…。すでに入っている。
え~っと確か昨日はぜんぜん聴いていないので…金曜のよるからつけっぱなし…あ~~~~真空管が48時間、暖機が済んでいて音はいいんですが、このなんともいえぬむなしさ…まあ、以前海外に一週間以上でかけている間つけっぱなしだったということがあったので、それに比べると未だましですね。ラララ。

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