黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

音楽本

2009-03-24 22:13:48 | 書籍・読書
行きつけの図書館の新刊コーナーで何気に目に留まった「クラッシック新定番100人100曲」
ちょっとめくって、まえがきを読んで思わず大きくうなずいてしまった。
ちょっと引用

『これまでの入門者向けの名曲解説は、バッハ以前の音楽(古楽と呼ばれる)と、1945年以降の音楽(現代音楽と呼ばれる)をあえて切り捨てて、クラシック音楽ではないとみなしてきた。また、ヨーロッパ以外の作曲家についても、ごく一部の例外をのぞいて、重要視してこなかった。』

私がこの手の名曲解説を手に取るのは主に、中抜け解消のためです。すなわち、
バッハ以降から1945年までの音楽にあまり親しんでいなかったのを取り返すべく読むことが多いのですが、なんかいいとこついてきますね。
一気呵成に読みきりましたが、きっとまた読みたくなる本です。
あとがきにかえて というのがまたいい。
ネットワークによる古きよき時代の音楽鑑賞とはまた違ったクラッシック音楽の受容が始まろうとしているとした上で、メジャーなもの、評論家が推すものだけが一流ではなく、少数の側に属している音楽の中にも一流のものが有るということを、マニアだけでなくみなが知る権利が与えられたという主張には、何かと暗いことが多い音楽環境で少しは明るい希望が持てる気がします。(まあ、なかなかそんなに甘いものではないんでしょうが)
刊行から一年間、本で取り上げた曲を試聴できるサイトを立ち上げているというのも、試みとして面白いと思う。

家族四人音要らず

2009-03-23 21:29:36 | おでかけ
家族四人でちょっと小旅行。車も無く下の子がまだ小さいので遠出は大変。ということで、やっぱり在来線の旅です。バスでいける有馬温泉というのも考えたんですが、もうちょっと、足をのばして、京都の奥座敷、湯の花温泉を選びました。京都駅から乗り換えて快速で亀岡駅下車ということで、ほとんど普通に通勤圏内の駅前に旅情は有りませんが、送迎バスに25分揺られるとさすがにシッポリとした日本の風景が広がります。すみや亀峰菴が今回のお宿です。なにやらジョンレノン夫妻も宿泊したことがある由緒あるお宿らしいです。もっとも、そんな痕跡はどこにも、見当たりませんでしたが…。
共有スペースや温泉付きの部屋は、今時な感じの改装がされているようですが、今回泊まった客室は昔ながらの感じでした…。まあ、70年代も嫌いじゃないのでいいですよ。
徒然文庫なんていう書斎みたいな共有スペースには、マルチのAVシステムが鎮座してました。
残念ながらデザイン的に穴に納められたスピーカーは若干窮屈そうですが、今回はオフ会ではなく家族旅行なんでそっとしておきましょうw。
川のせせらぎと娘の寝息をBGMに眠りに付きましたとさ。

久しぶりに電球交換

2009-03-21 21:32:35 | オーディオ(真空管)
久しぶりの更新です。
とはいえ、この間にオーディオをしてなかったかというとそうでもなく、地味に電源ケーブルを自作に置き換えたり、せっせと接点磨いたり、お金のかからないオーディオに勤しんでいます。
昨日からはちゃんと?連休中で、昼間は主に家族と過ごし。
夜は課外活動。昨日は友人から借用中のOTAKEN盤のフルトベングラー指揮のベートーベン7番8番にかこつけて、一度、まとめてベートベンの交響曲を1番から順次聴いてやろうとディスクを探すと、2,3番が欠番。5番9番は何枚もあるのになあ…。というわけで2,3番飛ばして、8番まででお終い。2番はともかく3番欠番というのはいけませんね。さあ2番3番は何を買うべきなのか…。
さて、本日のオーディオ活動は真空管。最近、なんとなく音に覇気がなくなってきたような気がするので、真空管の寿命かなあ…と久しぶりに簡易チューブチェッカーを引っ張り出してくる。確か以前使ったのは、2007年6月30日のようです。このあたりがわかるのはBlogにアップしている利点ですねw。しかし、4本買った12AX7Wxt*、その後一度交換したはずですが…残念ながらBlogにアップしてなかったので、いつのことやら…分りませんね。
まあ、測定すると、現在使用中の12AX7は全くもって元気ハツラツ。
ということで、怪しいのは、12AT7の方ですね。(同時に交換したはずですが…。)
ということで、12AT7をとりあえず替えてみましょう。
ただ、手持ちのこの真空管測定器は12AT7に対応して無いんだよなあ。
しかも、12AT7のストックの中には一本、逝かれた真空管があって、アンプのヒューズが飛んでしまうんだよなあ…。しまったなあ、ちゃんと印をつけてないからロシアンルーレット状態です。
まあ、一本目はセーフでした。…このままでいいかぁ。

歩いてオフ会、帰りは凹んでとぼとぼ、でもオーディオは楽しや

2009-03-07 22:02:18 | オフ会(アウェイ)
のっけから写真がイケてなくて申し訳ありません。…カメラのレンズを間違えてあまり風囲気が伝わらない写真で恐縮です。詳細はafutureのO崎さんのサイトのこちらこちらさらにこちらの方がズ~ット伝わりますね。そう私もこれを読んで、さらに他にいった人の話を幾人か聴いて、いつかは行かねばと、思いつつも。ご近所にいながらはや数年経過。今、行かないと、いつ行くwということで、思い立って、伺ってまいりました。人伝に連絡先をきいて連絡をとると予想以上に近い近い。まさに徒歩圏内です。お部屋は石井式で天井が4m、床はベタ基礎で二重扉で一段一段と下がって、玄関でいったん上がるものの、上がって下がって下がって。地面に到着。部屋の周りがグラスウールで囲われているからか、全く足元から寒さは感じません。
で、肝心の音のほうは…
すっかり、凹みましたw。
たとえば、持ち込みディスクのWATER MUSICのドビュッシー/沈める寺、
これまでベーゼンドルファーのインペリアルを使っての録音ということで、聴いていたディスクです。
んが、これが今まで自分が如何にオーディオ的に聴いていたか…。ここでの体験は衝撃的ですらありました。オーディオとしての音より先に、その表題が示す音楽表現としてきちんと表現される…。至極当たり前の話でありますが、この当たり前が実は難しいんですよね。それにしても音を追求して音楽が響かないと…あ~凹みます。
さらにさっき聴いたその曲を、スピーカーの間に置かれた、セミコンのピアノで同じ曲のさわりを、実際に弾いていただいて…
弾くと自分では聴けないんですよ…というのは何とも贅沢な悩みです。
そのほか、お聴かせいただいた曲ではブーレーズ指揮のウィーンフィルのマーラー交響曲第3番。
まさにオーケスラ独り占めの贅沢な環境です。オーディオとかくも贅沢な趣味でありますね。まだまだ頑張ろう。そう頑張る方向性を得た感じがしました。
失礼ながら、機材やケーブルなど凄くないところがもの凄い。
オーディオ専用ルームのみならず、自分用の演奏ルームというが凄い。
とはいえ、家はまだまだ無いなあ。マイ演奏については永遠に無理w。。
とりあえず、節約と貯金ですね。

こんなことだから…まあ金もたまらんのょ

2009-03-02 23:28:06 | オーディオ(電源・アース)
さあ、昨日は失敗したミキサーの電源置き換え作戦でしたが、そういえば、捨てるに捨てれない要らなくなったACアダプターを貯めていたはず…。と探したらちょうどよさそうなもの発見。それでも端子の長さが少し足りませんが、絶縁樹脂部分を少し削れば使えそうです。な~んか捨てるにしのびなかったACアダプター達のなかから初のお役立ち…。10年に一度の逸材wという訳で、次に役立つのがでてくるのも10年後…というわけで、つかわないACアダプターを10年溜め込んでも仕方ないので、これからはもうあっさり捨てましょうw。
さて、結線完了。
さあ、ミキサーはうまく作動してくれるのか…自作まではいかないでもどきどきの一瞬です。…一瞬電源ランプが点灯しますが…。
もとのACアダプターではちゃんと作動。
ACアダプターにはDC12V 1Aとかかれてますが、無負荷時の実測ではそれ以上でています。電源ユニットの微調整のネジを調整して電圧を上げて接続。
更にドキドキ度が増しています…。
電源ランプが点灯…が、やたら明かりが弱い…。
どうやら容量不足か…全く要領を獲んなw
ためしに、音を聴いてみますが、スカスカ、ざらざら…ダメダメ。
おかげさまで電源容量が足らないときの音がわかりました…。
ということで電源ユニット作戦は失敗です。
まあこんなことだから、金も溜まらんし嫁もたまらんよなあ…。
追記、
電流を測定したら、定格の半分しかでていません。何のことは無い電源ユニットが故障していたようです。なんだかなあ。

お金が…

2009-03-01 20:54:03 | オーディオ(電源・アース)
お金の貯めかた みたいな本(こんな本を読んでる時点でたまらないこと請け合いです。)を読んでいると…冒頭いきなり、「お金のかかる趣味をしない。」
…ごもっともで御座います。
嫁には決して見せれない本だなぁw。こんな本はさっさと、図書館に返すに限る。くわばらくわばら。
そういえば、最近は、すっかりオーディオにお金をかけてませんね…修理代以外は…。
ほんま、けちけちモード。関東では宵越しの金は持たないというのは、美徳とされるようですが、関西では始末=倹約が美徳。
と勝手に決め込んでケチを趣味の一個に組み込みました。
とはいえ、ちょっとだけオークションでお買い物。ACアダプター使用の機材で電源の変化を試してみようとリニア電源。他にノイズを撒き散らすと悪評高いスイッチング電源も有るので、三者聴き比べ…。その前にオシロで波形をと思ったら、うちのオシロでは波形の差は読み取れずこれは企画倒れ。
で肝心の聴き比べは…用意しておいたコネクターの形状が微妙に違って…いまだ試聴できず…。
そうそう、視聴機材はマルチ用に使用しているミキサーです。ほんま違いがわかるかなぁと懐疑的。