週末に正確に割り出した一次反射ポイントにいかなる対策を施すか。田口メソッドでは吸音対策を施していましたが、私の場合、根が天邪鬼なもので、拡散作戦をとってみました。何かしっかりとした円柱形ののものはないかいなと部屋を見渡して目があったのが、陶器でできたアンティークの瓶。耳の高さあたりが瓶の中央にくるように棚板を取り付けて、地震での落下防止策も講じて、ほとんど決め打ちの設置。
以前の部屋でも、何やら一次反射面の対策は施していましたが、あまり劇的な効果を感じていなかったので、正直、こんな瓶一個あってもなくてもとたかをくくっていました。で、早速聴いてみると、えらい違うじゃん。
スピーカーの存在、音源の存在が随分と消える方向への変化です。
どういうことなんでしょう。
以前の部屋ではほとんど部屋に対し左右対象にスピーカーが置けていたので、さほど変化を感じてなかったのかもしれません。
今の部屋では、左側の壁の距離と右側の壁の距離が違い、更に壁の素材も合板で反射しやすいために、左右の反射音の誤差が、音源の位置を認識させていたのではないでしょか。今回近い側の壁への対策を行ったことで、一次反射での左右の音の差異による音源の特定がしづらくなったということだと推測しています。もう一方の壁面には木製のキャンドルスタンドを置いてお茶を濁していますが、同じアンティークの瓶をもう一本買わないといけないはめになりそうです。まだ残っているかなぁ。
瓶にちょっと何かを活けて吸音効果も加えてみようかなぁ。
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