黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

華麗なる週末

2010-06-07 23:47:32 | オフ会(アウェイ)

さて昨日のお話しの続きです。家族と別れて、都心へ向かいます。コウジロさんに間を取り持っていただき、ジャーマンフィジックス製のユニコーンをお使いのUNICORNさんのお宅にお邪魔してきました。駅に程近い某著名建築家設計のマンションの一室。いわゆる昨今はやりのデザイナーズマンションではなく設計者が建築家としてブレイクする前の設計です。媚びない感じの設計が、ちょっと懐かしく新鮮です。外観は結構デザインしてますが、内装や間取りは落ち着いた感じの意匠でいいですね。これが逆に表がシンプルで中を作りこみすぎていると、住まいとしては大変ですよね。
さて、お部屋に入ると、事前にいろいろな写真を見て、想像していた以上に、こじんまりとしています。部屋の広さは8畳もありませんが、壁面に使われているシナ合板の白っぽい木地色を基調に、床や調度品やスピーカーはチェリーの色調で統一されているため、圧迫感が無く伸びやかな印象を受けます。骨董や版画が品よく配置され、空間に彩を添えています。
さて肝心の?音の方ですが、このスピーカーをここで聴く前には、全方位型に音の広がるジャーマンフィジックスは広大なリビングで音楽を楽しむための装置だと、私は勝手に思い込んでいました。しかし、壁面や空間をうまく使うことによって、音源としてのスピーカーの存在を感じさせずに、音の芯というか音楽を集中して聴かせる装置だと認識を新たにしました。信号から伝わってきた音の一滴を、うゎ~と広げる装置ですね。今回はアナログを中心に聴かせて頂きましたが、CDのB&Oの一体型レシーバーから奏でる音は、デジタルを弄りすぎることによる危険性を認識。それなりに年式がたった機材ではありますが、再生音楽全体の完成度が高く、ちょっと驚きでした。
そのほかにも収穫だったのがUNICORNさんの整理術。

木製のアームチェアーにおかれたアナログの数々は、普段に良く聴くもの、来客に合わせた選曲のディスクを置かれるそうです。
取り出す時には、透明のビニール袋(口は上向き)を少し引き上げて残してジャケットを取出す。
ディスクは側面からすぐに取り出せるように、ジャケットの開口がうちビニールや紙袋の開口と合わせてあります。
もどす時はちょっと引き出された透明袋に差し込めば元の通りに戻ります。
この方法だと、ディスクがとっちらかったりしませんよね。

いやはや、なかなか濃厚な週末でした。

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