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第四土曜日は
メグ・ジャズ・オーディオ愛好会。
昨日は「SOULNOTEサウンド 徹底試聴」
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少し遅れて到着すると、満員のお客さん。わざわざこのためだけでは無いとは思いますが、沖縄から来たという方もおられてSOULNOTEの人気の高さが伺えます。まずは、メグのシステムを使わずに新開発のスピーカー
sm-10を始めとした、新たなFundamentalブランドのラインナップでの試聴。ちなみにsoulnoteからブランド名を新たにFundamentalとした背景には、soulnoteでは既にあるレーベルと商標がかぶる、すなわち音楽ソフトにも今後取り組むという意気込みがあるようです。頼もしい。さてこのスピーカー、12センチの同軸でありながら、40Hzまでの再現を実現し、更に音の制動に優れ、空調の変化にも強く、サービスエリアも広範囲という欲張りなスピーカーで、来客者の中から即買い宣言者が出るほど好評でした。開発の背景には、マスタリングの環境がアナログからデジタルに変わり、ラージモニターが必要とされなくなる中で、コンパクトでも最低域の表現が確認できるとか、空調の変化にも強く一定の再現が可能なポリプロピレンをコーンに使用したり、モニター環境に様々なプロデューサーが参加しても大丈夫なようにサービスエリアを広げたり、モニター環境の変化に対応するための目的ですが、これらの要求はホームユースにも通じるとのことで、納得の音作りです。
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さて、開発者の鈴木哲さんはサンスイ、NEC、フィリップス、マランツと渡り歩いたオーディオ界の哲人。オーディオ、音楽に携わる会社は、上場して株価を気にするようになるとダメになるなど面白い話が多々あり。確かに音楽なんて趣味性の高いものはガレージメーカーだからこそ面白いものができるという側面はあるのでしょうね。後半戦では、元京セラ在籍の47研の木村さんのJAL再生の稲盛さん話まで飛び出した、サラリーマンがいかに飛び出すのか、日経ビジネス的なオーディオ話にまで発展。脱線。
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その後、スピーカーをアバンギャルドに交換して、送り出しからプリアンプまでをFundamentalブランドでの試聴。ヴォリュームツマミの質感がなんとも言えない、セレクターすらない100万円のプリアンプがなんとも存在感を示しています。
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プリアンプの電源部分は10kVAのトランスの入ったもので、本体よりでかい。
ちょっと、優等生的な作りというより魔力を感じさせる魅力的な製品でした。
鈴木さんが最後に選んだごきげんな曲はゴンサロ・ルバルカバのイマジン。
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いつもより脱線も盛りだくさんでしたが、。ごきげんな音楽も盛りだくさんでした。
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