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関西暮らしも、はや五年目。そろそろ、「ちみちみ、○○へ行きたまへ~」なんてことを、会社から言われてもおかしくない年数が経ちました。まあ所詮、人事はヒトゴトですので、次の夏に引っ越しするかどうかは余り気にせず。今のうちに行けるところ行っとかないと…。な~てことを毎年、言っている気もします。
まあ、ぐだぐだと、何が言いたいか…
afuturaのO崎さんのサイトを見ていて、そ~だ!
ヨハネスさんとこに行こう。(JR西日本のCMに使えますね)と思い立ったが吉日、早速、連絡してみると、休日は時間がとれませんが、平日の夜9時以降ならばということで、会社にオフ会キット(カメラと視聴ソフト)を持って出勤ならぬ出動です。休日にそうそう出掛けると家族の視線が冷え込むので、たまには職後のオフ会というのも良いですねぇ。仕事を終えて、住所頼りに…ここかなあ~と、たどり着いた扉には
ダブルウーハーズのスッテカーが貼られています。…ということで間違いないw。職後とはいえ食事は互いにまだでしたので、近くのお勧めの焼き鳥屋さんへひろみゴー。この焼き鳥屋さんが、ま~た気の利いた感じです良いんですょ。一串一串良い仕事してはるし、山椒や一味もエエもん使うてるし、〆の鳥だしのつけめんも上品なええ出汁で、薬味のネギは細うて、ゴマは細かい。ええ感じの浪花の食を堪能させて頂きました。こうした行き付けがあるのはなかなか粋ですね。私も見習わないといけません。途中から
ゴンタさんも合流しての、爆笑トーク。さぁ~これから~というところで、仕事先からの呼び出しにてゴンタさんは退席…お疲れ様でございます。それにしてもおふたりの絶妙な間合いは何とも名人芸ですw。阿吽の呼吸というか、緩急つけた緊張と緩和…思わずなぜか枝雀師匠の落語を思い出してしまいました。
で、そんなこんなで、いよいよ、焼き鳥屋を後しにヨハネス邸の玄関をくぐります。
で、玄関上がって…階段を上がり、秋葉原の某店舗のような(エレベータの中にはJBLとダブルウーハーズの旗が貼られています。)エレベータに乗って…チ~ンと扉が開くと…。写真では見たことがありますが、黒々としたスピーカーの一群が鎮座しています。ホールコンサート会場のシステムでもこれだけのスピーカを並べることは稀ではないでしょうか…。今更ながら恐ろしいところに来てしまったwと…わくわくします。そうそう、ヨハネスさんは最初お会いしたときからしきりに何でウチにとしきりに不思議そうにされてましたが、そこでしか聴けないものを聴いてみた~い。というのが一番の理由。とりわけ、今回は低域。だって、こんな環境で音楽を聴くなんて…一般的な想像を、はるかかなたにに…何億光年…超えてるやないですか。
で、一曲目。テーマソングということで、
スター・ウォーズ より帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)
思わず微笑がこぼれてしまいます。だって、黒々と積みあがったスピーカーユニットの一個一個が、ダースベーダーに見えて、しかもマーチに合わせて行進してくる錯覚に襲われたからです。そして、押し寄せる音の波…波…。そんなにヴォリューム上げてませんが、鼓膜も揺れるが、横隔膜も揺れる。腹でも聴くオーディオです。
続く二曲目は、クラッシックかと思いきや、中島美嘉でございます。
これだけのユニットが揃い踏みする中、歌い手が凛と立つのは尋常ではありません。
時間の都合で、その後は持ち込みディスクを中心に聴かせて頂きます。
最初は、私の持ち込みディスクの定番
ジョスカン・デ・プレ;ミサ・パンジェ・リングヮとモテット集、1トラック目の鐘の音、鳥の鳴き声から始まり、教会堂の残響を多めに取り入れた混声合唱の録音。聴く場所によって多彩な表情を見せるソフトです。ヨハネスさんのところでは鐘の力強さが印象的です。塔の頂に登って正面に鐘を見据える感覚におそわれます。続く混声合唱では、暗騒音も含めた臨場感あふれ、リアルでは味わえないリアルな感覚です。その他、様々ケッタイナ音楽も含めて短い時間ながら凝縮した試聴を堪能させていただきました。
あっという間の終電のタイム。アナログを聴かせて頂くのをすっかり忘れていました。ということで2枚目の写真は、ターンテーブル下の浮き輪wおそらくネット上では本邦初公開では無いでしょうか。次回は是非アナログも含めてお聞かせ願いたいと思います。遅くまでどうもありがとうございました。