黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

オーディオという肴

2008-07-26 21:02:23 | オフ会(アウェイ)
天神祭りの前の話ですが「PhileWeb関西支部のオフ会」という飲み会に参加してきました。生来の飲み好きなもので、オーディオ話を肴に暑気払いとは粋な企画に参加せないでかw。
そういえばこうしたオーディオ仲間が集まっての飲み会というのはUENOさんの呼びかけでやった「音なしオフ会」や京都のkimuraさんの呼びかけでビックカメラの上でやった総勢18名の大オフ会などありましたね。
様々なオーディオサイトやそれに準じたコミュニケーションの栄枯盛衰はありますが、肝心なところでの人のつながりは大切にしたいな…。
PhileWebというのを軸にしたコミュニケーションもいつかは綻びが出てくるでしょうが…。オーディオを介しての人との出会いや、刺激は大切にしたいと思います。


ぐったり

2008-07-21 15:16:04 | おでかけ
三連休です。初日、日中はオーディオ機材のヒューズを全部洗い出し。マニュアルで解るものはいいですが、マニュアルに容量自体の記載が無い、サイズの記載が無い、スローブローか否か記載が無いというので、結局ほとんどの機材を配線をはずして引っ張り出して…ヒューズをメモって…元に戻すという労働。一番たちの悪かったのがマークレビンソンのDAC。蓋をはずしてさらに電源ユニットを開封しないとヒューズまでたどり着けません。さらに電源ユニットの蓋のネジを外す工具が無くて、途中で百均に工具を買いに行かねば…。
ということで洗い出したヒューズを電子部品屋に発注かけようとするとレビンソンDACの630mAだけ欠品中…。ヒューズなんかで何度も送料取られたらたまらんので今回はあきらめw。労多くして功少なし…というか無い。
夕方からは娘と一緒に、花火大会。有料席2500円をおさえとくと行き帰りのバスやトイレに困らなくていいですね。
測定器を片手に花火の周波数を測定しながら、留守番の嫁さん用に写真もとって、娘に気を配りつつ、さらにはビールも飲まなきゃいけないと大忙し。さあこれから肝心なところというころあいに娘にトイレをせがまれ…。まあ、花火終わるとトイレにもいけないのでちょうどいいか…。
帰りもちゃんと最後まで観てしまうと混雑してえらい目にあうので、ちょっと早めに娘をバス乗り場へ大急ぎ。
二日目は、午前中はゆっくり音楽を聴いて、夕方より来年から娘が通う小学校のお祭りに下見がてらでかける。山手方向におよそ20分、娘の足だと40分以上かかるかなあ…こりゃ鍛えられそうだ…。晩飯はちょっと前にオープンした大天寿司。ゆっくりと食事という感じでは有りませんが、コストパフォーマンスいと高し。
三日目。朝から動物園に繰り出す。肉食の猛獣たちは開園同時に見ないとあとはダレダレで寝ているだけらしいので、急いで見に行くが、既に暑さにやられて朝からダレダレ。
リスやコアラも木に引っかかってダレダレ…。
暑いさなかに毛皮の品評会か…しかもちょっと汚れていて…。

私もすっかりダレダレです…。
まあ、娘が喜んでいたからいいか。

骨董オーディオアクセサリー

2008-07-19 09:39:26 | オーディオ(ケーブル)
古道具屋、リサイクルショップ好きなので、街で見かけるとついつい覗いてしまいます。
オーディオに使えるものは無いかいな。
というので見つけたケーブルインシュレーター。
形もなかなか美しい。
ベースが黒檀で先端は鹿の角。最高級品は象牙ですが、複合素材の方がオーディオ的にはよさそうな気がします。
14個で3800円というのが相場として高いか安いか良く調べてませんが…
一個当たり270円ほど、百円ショップの箸置きよりは高いですが、オーディオアクセサリー的にはお買い得と判断。
その正体は琴の弦を支える柱(じ)というものらしい。
一緒に象牙の爪もついてましたが、こっちのほうは何かに使えないか思案中…。

測定オフ会

2008-07-15 23:11:31 | オフ会(ホーム)
先週末はPhilewebで知り合ったかつどんさんFCAさんを招いてのオフ会でした。このところオフ会では、ミチさんミチさんミチさんのように何度も来ていただいている定期検診オフ会が主だったので、全く初めての方、しかも同時にふたりというのは随分久しぶりです。やはりオフ会前にはそれなりに緊張するものです。セッティングについては先々週のAionさんの訪問前に頑張ったので、さほど触らずというか、頑張って触らないように努めました。たまたま中古で見つけた電源ケーブルも、買うのは我慢しきれませんでしたが、試すことすらグッと辛抱。というわけで選曲三昧。お二人がどんな音楽趣向か…かつどんさんはお宅にも伺ってますのでなんとなくこんなジャズから選曲を探ります。FCAさんは、全くの初対面なので、日記からプロファイリング。いずみホールにもよくいかれているご様子なので、先ずは小編成のクラシックからセレクト。更に昔の日記からをみると、中島みゆきなどJ-pops女性の経歴もあるようすので、私のイチオシ矢野絢子もいける口かも、さらにはセクシームード歌謡の門あさ美は…初対面なのでやめとこう。というわけで、あ~でもない、こうでもないと選曲に頭を悩ましました。
最初はやはり、マルサの女で、次にはジャケットに旬のくいだおれ人形の上田正樹と有山淳二とここまではだいたい定番。
その後、低音話になって、かつどんさん持ち込みのイーグルス。(あ、ジャズだけじゃないよなwと選曲が…)低音ならばと、私もちょっと悪のりで除夜の鐘のディスク何てのかけてしまうと、見計らったように長岡の花火大会のチェックディスクなんてのが、かつどんさんの鞄の中から飛び出してきて「ヒュ~ドッカ~ン」
さて勝手にほぼクラッシクと女性ヴォーカルがちょっととプロファイリングしていたFCAさんから飛び出したのは、三味線でした。こりゃまた想定外と、なぜか盲目の樟脳売りの竪琴の路上録音ディスクなんてのをかけてしまいw。当初の予定からはどんどん路線変更。終わってみれば、この前のオフ会と似たディスクが多数というかんじで選曲の成果は…)まあなにはともあれ、こういう選曲やりとりというのが、オフ会のひとつの楽しみではないでしょうか。
その後は定番となった、時々週末にはオーディオマニアが集う地下のイタリアンで、オーディオを肴に盛り上がり。ワインの空き瓶が三本出来上がり。

あれれ

2008-07-08 22:39:24 | 音楽・ソフト
このところアナログはすっかり買わないように、中古屋に行ってもなるべく見ないようにしています。
が、先日なんかのついでにふらり立ち寄った店でつい軽い気持ちで漁ってしまい…久しぶりのお買い上げ。東京にいたころ、吉祥寺のメグで開催されるメグの会で誰かがかけたのを気に入って購入したCDのアナログ発見です。ビートルズの名曲をジャズミュージシャンがカバーしたオムニバスアルバム。たしか13曲目のブラックバード(アルトゥーロ・サンドヴァール)という曲に聞惚れて買ったはず。その後あまり聴いていなかったのですが、今はなかなかお目にかかれないくど~いデザインに惹かれてつい購入してしまいました。
帰って聴きながら、アマゾンで検索すると、もう廃盤みたいで、ちょっぴりプレミア値段がついてます。アナログはそこそこ安かったので、気を良くしながらレビューを読んでいると。
「本作での話題のひとつはピアノの木住野佳子がフィーチャーされていること。」へぇ~とそうなんだと、アナログを見返すと、イマジンがないw。
CDだけの特典かと少し肩を落として、CDを引っ張り出して見ると…。CDにも無い。
…国内版の特典かなぁ。謎だ…。

お深い記(黄昏編)

2008-07-04 21:42:54 | オフ会(ホーム)
ミチさんちを後にして、我が家に向かいます。駅に着いてちょっと遅めの昼食に選んだのは、むら玄という蕎麦屋。我が家から車で山を10分ほど登ったの場所にあるのを建築雑誌で見かけて、気になっていたんでちょうど良い機会とばかりに、行ってきました。それにしても、駅から僅か15分ほど走っただけで、ほとんど人里離れた山奥の様相。途中で、ほんまにこんなところに店があるのか…と少し心配になりながら山道をどんどん登っていきます。あいにくの天気で山手はすっかりガスっていて、不慣れな運転手のおかげで、ちょっと通りすぎたものの無事到着。晴れていればテラスの大テーブルがさそ良いかんじなのに、ちょっと残念。蕎麦は十割、汁は鰹の利いた濃い目の関東風。蕎麦湯はソバがきかと思うほど濃い~い。徒歩圏内にあればちょくちょく行っても良いのですが、車なし生活なのでちょっと無理。
江戸っ子バリに蕎麦をずずっとかきこんで、そそくさと昼食を終えて、我が家に到着。
オープニングはいつものマルサの女。続いて上田正樹と有山淳司の「大阪へ出て来てから」ここから街の雑踏音つながりで…ちょっと長岡チックな選曲も交えながら…の歓迎ミュージック?(そういえば悪のりして除夜の鐘もありましたw)
で、Aionさんの持ち込みのディスクはというと、仕事の出張の後なので、視聴ディスクはちゃんと無い…。(私なんか、いつ何時デモ…何枚かディスクを忍ばせていますw)で、ミチさんのとこでもそうだったんですが、うちのCDラックからのトレジャーハンティング。選び出されたのがこの4枚。
どれも、実はちゃんと聴きこんでいるディスクではありません。
上からMichael Nyman/String quaratets 1-3
conlom nancarrow/ studies and solos (自動演奏ピアノの作曲で有名なNancarrow。自動演奏のディスクを探していたのに、なぜかリアルに人が演奏wする作品を買ってしまい…。)
Monteverdi L'Orfeo/Sergio Vartolo(con)(Brilliantレーベルって安いからつい買って…)
Grand chant octotonal à la Vierge (ギリシャ正教の祈り)

とりわけ、一番下のギリシャ正教がめっけもの。実はアテネのオリンピック時期にギリシャってどういうとこ?なんて好奇心だけで買って、一度ちゃんと聴いたか否かでお蔵入りしてました。なんともまあ、洋の東西は違えどもなんともまあお経の世界。除夜の鐘が似合いそうな勢いで改めて聴くとこりゃいい!。持ち込みならぬウチにある掘り出しディスクが良いなんてw。
ということで、オフ会を終えて近所のイタリアンの地下で音楽談義。
音楽に見る人の深淵…というテーマ?の酒場噺で大盛り上がりw。
いやはや、集合から半日以上にわたるそれはそれは深~いおふか~いでした。

お深い記(ミチ編)

2008-07-02 06:38:57 | オフ会(アウェイ)
写真を一枚しか撮ってなかったので、同じ写真の連投ですw。
久しぶりのミチさんとこへの訪問です。確か前回の訪問時には、隣の家が建設中で、その重機による工事音に対抗して「負けるか~」と音量をググッと上げるという、とても暖かい?おもてなしが印象的でした。あれから、先ずはスピーカーが変わってます。更に、パワーアンプも変わっているし、機材の足元もリラクサだらけだったのが、コーリアンボードと山本音響の磁気浮遊インシュにほとんど統一されているし、正面の壁に貼られたイボテックも全部撤去&廃棄。ケーブルには親の敵のごとくフェライトが取り付けてあったり、変わってない方がむしろ少ない気さえします。これだけいろいろ変わっていても「音は変わってないよ!」な~んて、ミチさんは男前な発言でした。しかし、まあスピーカーのユニットから違うので、変わっていないわけもなく、変わらないのは人と音楽。ミチさんの趣向とその聞く音楽は確かに変わっていません。もっとも、ミチさん自身も10キロ近くダイエットしているので外見や音響効果は激変していることでしょう。以前と同様に鼻先にスピーカーの軸をクロスさせたセッティングから奏でる音楽は以前より、精緻さが増し、低音の機敏が増した感じです。音量も以前より小さめで満足がえられているとのこと(えらい変わっとるやんけと軽く突っ込み)
とりわけ、高域方向の少し眩しい煌びやかさ以前のスピーカーでも、うちのスピーカーでも無い部分ですね。低域については伸びや量感は減少方向ですが、かえってそのために定在波の影響も軽減して、スピードが出たのでしょう。肝心なときには、少し高め正面に在るバスレフから、バスっとやってくれるのでw。
うちのぬるま湯に、ちゃぷんとつかって眺望するオーディオとは、在る意味対極的なオーディオが故に、お互いに刺激し合えるのかなぁなんて再確認したしだいです。