Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『ウィンブルドン』

2005年05月13日 11時19分44秒 | 映画
2週間くらい経って感想が生かどうかアヤシイですが、
2005年4月30日、バイクでつらつらおひとり、
シネプレックス幕張さんにて、10時50分の回を観賞しました。たぶん。

感想を一言で言うと、
コメディ風味スポコン物語ラブコメ添えみたいな、
終始ポップで軽いノリなものの、最後の最後で熱くなる、
とっても英国チックな作品でした。さすがワーキングタイトルさん。

元々強いくせに心の弱さで負けてたっぽい、
プロテニスプレーヤーの30過ぎの男が、
女子テニス界の女王、アイドル的人気のある女子と恋をして、
その子のために頑張ってウィンブルドンを勝ち進み、
でもその恋は厳格な女子の父に邪魔されてしまうものの、
その邪魔をどうにか掻い潜ってふたりは…みたいな、
チョット違うけど、そういうお話。

その女子がキルスティンというのが、
またなんというか、強そうだしいいか、みたいな。うん。

ので、基本的に猛特訓する方向のスポコンではなく、
タッチみたいに日常はラブコメ重視で、
合間合間に変なキャラを挟んで笑わせつつ、
試合だけ熱くなり、真剣なノリです。

主人公が30代かつ世界ランクが100位台で、
数年前の世界11位にすがりついてて引退寸前なんていう設定で、
基本的に弱いという印象があるので、
映画という予定調和な物語にも関わらず、
いつ負けるかわからないドキドキがあります。

試合中でも弱音吐きまくりですし。

そんな弱音な主人公が心から勝ちたいと思い、
真剣になる最後の対戦では、白熱したシーンが描かれ、
本当のテニス観戦よりも熱い感情がこみ上げます。

軽いノリで楽しませつつ、
スポーツ映画として大事な部分は押さえています。

デート映画としても、ひとり観映画としても、
いかようにも楽しめる、英国っぽい素敵な作品だと思います。

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