Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『ヘルボーイ』

2004年10月02日 09時18分36秒 | 映画
2004年10月1日、仕事帰りひとりで、
ワーナーみなとみらいにて、20時15分の回を観賞しました。

仕事が長引き、到着したのが20時20分と、
かなりギリギリというか遅刻でしたが、
撮影時から公開を楽しみに待っていた作品なので、
どうしても初日に観たかったわけです。

遅刻したものの、まだ予告の最中でしたし、
一応、先着配布のポストカードも貰えました。

感想を一言で言うと、
作品の世界観や設定、キャラ描写や物語展開が、
実写とは思えないくらいアニメっぽい印象があり、
純粋にアニメを見てた頃の子供の気持ちに戻って楽しめる、
そんなワクワク、ドキドキ、そして共感できる作品でした。

アメコミの実写化とはいえ、
ここまでアニメっぽい作品は珍しい気がします。

FBIに勤務し、日々魔物退治を続けている、
冥界の申し子ヘルボーイのお話なんですけど、
主人公自身が、赤いごっついおっさんですからね、
それだけでもう、現実離れしてしまいます。

でもその赤いごっついおっさんの内面が、
中学生かってくらい子供っぽくて醜い自分に対するコンプレックス持ちで、
なんとも少年時代の自分と共感するものがあるので、
浮世離れすることなく、愛くるしい存在として感情移入できちゃいます。

脇を固めるのも個性的で、相棒は心が読める半漁人で、
ヒロインも、心奪われるほどカワイイのに念動発火の持ち主ですからね。

でいて、上司はお決まり通りヘルボーイの存在を忌み嫌いますし、
新任の人間相棒が見た目からして必要以上に生真面目というのが、
また逆に面白いわけです。

敵役もなかなか面白いです。
現実離れ度もかなりのものです。

そんなキャラクター達が動くだけでも面白く、
加えて全編に渡ってユーモアが散りばめられているのも、
この作品をニコニコ楽しく観られる大きな要因となっています。

こうして大真面目に、
コミックのキャラクターを演じ切り、撮り切れるというのは、
やはり素晴らしいです。

日本ではアメコミ映画はなかなかヒットしにくいのですが、
私は基本的に、大真面目に荒唐無稽を描いてくれる、
アメコミ映画は大好きです。

安心して子供に見せることが出来ますしね。

日本の子供が赤いごっついおっさんにカッコよさを見出すかは、
とっても微妙な気もしますが。。。

この作品は観賞後、
とても原作を読みたくなりました。

私も全身赤くなろうかしら。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございます (NOB)
2004-10-06 09:46:56
どうも初めまして。



確かにこの作品は他のアメコミ映画と比べるとアニメ色が強いかもしれませんね。

それは冒頭の召還シーンで感じました。



そんな個性的なキャラクターがたくさん登場する中で、クロエネンが一番気に入りました。

あのトリッキーが動きと、スタイリッシュな殺し方はカッコよすぎですw
こちらこそ。 (aliz)
2004-10-07 00:02:25
はじめまして。



確かにあの殺し方はカッコよかったですね。



私はリズのカワイさがたまりませんでした。

陰のある美女には弱いです。

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