Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『マリー・アントワネット』

2007年01月31日 07時58分43秒 | 映画
2007年01月20日、おひとり映画たっぷり、
チネチッタさんにて、18時30分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
中世な空気感をしっかりと持ちつつも、
基本的な表現は現代感覚という全く新しい歴史モノで、
少女から女性への成長をしっかりと描き切っています。

3年後に見たら古く感じてしまいそうな
こんなに現代が投影された歴史モノは、今までなかった気がします。

マリー・アントワネットの自伝としては物足りないかもですが、
マリーを通しての少女の成長物語だと思うと、素晴らしい出来です。

きっと大人な女性は、ひとつひとつの出来事に共感しつつ、
カワイイ、美しい装飾品に、目を輝かせて楽しめると思います。

こうした作品を自由につくれるソフィア・コッポラの環境は羨ましい、
と思ったらパンフレットにも全く同じことが。でも生まれも才能です。

歴史モノは忠実に、という固定観念がある私達は違和感があるかもですが、
自由な発想を育てるため、次を担う子供に見せたい作品です。


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