Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『NANA』

2005年09月24日 01時47分41秒 | 映画
2005年9月21日、会社帰りおひとり、
109シネマズMM横浜さんにて、20時45分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
なにより、原作が上手い作品だな、と思いました。

私は原作をまるで読んだことはありませんが、
常に始まり続けているこの展開なら、毎号、毎巻、引き込まれて、
続きを楽しみに待ってしまうと思います。

単純にお話の展開が面白いだけでなく、
男女どちらでも共感し得る視点で描かれていますしね。

この原作を使った時点で、
映画の成功は半分以上決まっていたと言えるでしょう。

そして、実写で漫画を忠実に再現するのは難しいとは思いますが、
出来る限り再現することで、残りの半分の成功を手に入れました。

原作を読んでない私であっても、その世界にすぐに溶け込ませ、
観賞後すぐに漫画で続きが読みたくなる映画になっているのもまた、
その、素晴らしい再現ぶりの動かぬ証拠と言えるでしょう。

各バンドメンバ役の若手役者さんから、
ミュージシャン達だけが持つ独特の空気感が漂わなかったことだけは、
次を考えると、とても残念ですが。。。

けれど今作は、もしかしたら原作が漫画な実写映画の成功例として、
今後、ずっと残り続けるのではないでしょうか。

残ってもいいと思える、いい作品です。

きっとまた続編も観てしまうのでしょう。
それまでに原作を読んでそうな気も、ちょっぴりしますが。。。

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